昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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橋下徹って、実は胡散臭い

橋下徹って、ヒダリ巻き連中に辛辣な批判を加えるので、保守だと思われているが、実は知れば知るほど、胡散臭くて危険なオトコだ。

 

大阪府知事や市長時代は、犠牲を覚悟の上で、改革を推進する有言実行が売りだった。

それまでの政治家の多くが事勿れ主義だった中で、「身を切ってでも」と叫ぶ橋下が新鮮に見え、大阪府民だけでなく日本中にファンが増えた。

大阪都構想住民投票で否決されたので、「責任を取って」と潔く政治家を引退。

評論家兼弁護士としてテレビに出ずっぱりだが、そこでも、テレビ朝日やTBSの報道姿勢を批判し、相変わらず一見すると右寄り姿勢で、保守側の好感度も維持している。

しかし、衣の下の鎧は隠せない。

保守を装う橋下だが、局面局面では「反日親韓親中親同和」の本性が漏れてしまう。

 

橋下が人気者として能書きを垂れれば、情弱者は影響され流される。

だから、反日側が期待する橋下の役割は、本来は嫌韓嫌中で日本が大好きのはずの日本人中間右派を、知らず知らずのうちに洗脳することにある。

直近の「政治には二階俊博が必要」との発言は、橋下がそんな反日勢力の期待に応えようとしていることの現れと断言しても間違いない。

 

具体的には、橋下が出演したフジテレビの番組で、橋下以外のコメンテータは

・米中関係悪化の中で、日本はいずれに与するかを明確にしなければならない

・その時は、中国につく選択肢はあり得ず、アメリカとの同盟強化しかない

との論調だったが、橋下だけが、

・今の状況では、日本はアメリカへの協力しかないが

・政治にはずる賢さが必要なので

・中国とのパイプが強い二階幹事長のような政治家が必要だが

・めぼしい二階の後継者がいないことが問題

と、単なるアメリカ追随ではなく、同時に中国への配慮も必要だと主張したことだ。

 

これに百田がTwitterで、

・二階は日本ではなく中国の利益のために動いている政治家

・日本政治に売国奴の二階が必要とは何事か、何か美味しいエサを投げられたのか

と噛みついたのだ。

 

橋下は

・実際に政治に携わったことのない、無責任評論家は何とでも言える

・(中国と)戦う前には構えが必要で、二階はその構え

と、自分の昔の政治家としての実績を持ち出し、百田を切って捨てた。

 

ところが、石平や有本香が百田の応援に回り、橋下に対して

・中国が二階を持て囃すのは、二階が中国に役立つからに過ぎない

・二階が日本の役に立った例を、一つでもいいから出せ

・橋下が言う、二階の「構え」とは具体的に何のことか

と迫った。

百田もまた橋下に同様の皮肉をかましているが、これに対して橋下が全く答えがない。

 

このやり取りから、橋下の本質がモロに見えてくる。

そもそもの発端を振り返れば、フジテレビの番組は、両大国とも引くに引けなくなった米中対立の中で、日本の立ち位置を問題視したものだった。

この緊張関係の中では、両方にイイ顔はできないとの共通認識で、この時のスタジオには、アメリカではなく中国に協力するべきと主張したコメンテータはいない。

橋下ですら、一応は、日本はアメリカへ側に立つしかないと喋ってはいる。

 

しかし、ここで橋下の言うWithアメリカは、やむを得ない表面上の対応でしかない。

橋下の本音は違っていて、実は、むしろ中国との協調を隠しているだけなのだ。

だから、例えアメリカと同一歩調になっても、二階のような政治家が暗躍して、実質的には日本に、中国寄りの姿勢を取り続けて欲しいのだ。

極論すれば橋下の考えは反米親中で、その表れが「二階必要論」なのだ。

 

2010年府知事時代の橋下は、中国から上海万博閉幕式への招待を突如キャンセルされ激高したが、改めて謝罪のための招待を受け入れ、中国を訪問している。

これ以降、橋下の対中国強硬姿勢が激変したので、「橋下は中国でハニートラップにかかった」との、真偽不明の噂話がある。

「李下に冠を正さず」で、政治家は常に身を慎んだ行動が要求される。

しかし、今回の百田との罵倒合戦で、橋下が一番過敏に、且つ過剰に反応したのは、百田の「何か美味しいエサでも投げられたのか?」の挑発発言に対してだった。

この言葉は、橋下にとって「痛い腹を探られた」頂門の一針ではなかったのか!

そう思いたくなるほどの、橋下は常軌を逸した逆上ぶりだ。

 

保守側、右寄り人間は、橋下の威勢の良い立ち居振る舞いに騙されてはいけない。

橋下の主張に惑わされてはいけないし、最大限の警戒を解いてはいけない。

橋下は、反日・親韓・親中・親同和勢力が、密かに日本に忍ばせた「草」だ。