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韓国発悲報と朗報

韓国発ニュースで、悲報と朗報の両方が齎された。

 

先ずは悲報の方から。

24日中に韓国から来るはずだった、GSOMIA破棄の連絡がなかった。

協約上は、破棄する側が90日前に、事前通告するようになっているらしい。

見栄と外聞が何より大事な韓国にとって、昨年大見えを切ってGSOMIA破棄通告したのに、途端にアメリカから大目玉を食い、大恥をかいた屈辱の思いがある。

 

あれから一年、復讐心に燃えた韓国は、今年こそGSOMIA破棄を通告してくる。

そんな期待感を持って、8月24日(正確には25日早朝)のニュースを聞くと、韓国から何の連絡もなかった由。

 ・オイオイ、拍子抜けじゃないか、韓国。

 ・ここは、エラが張って四角い顔つきの多い、韓国人の意地を見せてくれよ。

 ・韓国をホワイト国から除外した日本が憎くて仕方がないんだろう?

 ・日本は、慰安婦問題を謝罪し、未来永劫賠償金を支払うべきなんだろう?

 ・徴用工(募集工)問題で日本企業を財産を差し押さえ金化する積りなんだろう?

 ・敵国の日本製品不買運動は、絶対に続けるのだろう?

だったら、アメリカの意向など無視して、日本との断交覚悟でGSOMIA破棄へ突き進んでくれよ。

腰砕けになった韓国を見て、「オレは待ってるぜ!」(石原裕次郎調で)と、残念至極の思いに駆られてしまった。

 

しかしさすがに韓国、単に当方を、失望させるだけの国ではない。

その前に、キチンとバランスを取り、けじめをつけてくれていたのだ。

それが、習近平の韓国訪問決定のニュースだ。

 

中国外交トップの楊潔篪共産党政治局員と、徐薫韓国国家安保室長が釜山で会談。

武漢肺炎が収まり次第、習近平国家主席訪韓する」ことで合意したらしい。

二人の高官の名前は漢字で書くとカッコいいが、カタカナ表示はヨウ・ケッチとソ・フンで、何とも頼りないし、会った場所も、ソウルからはるか離れたプサン

更に、「武漢肺炎が収まったら」の注釈付き。

決して安心はできないが、それでも二人してにこやかな表情で写真に納まっているので、これにて韓国のレッドチーム入り確定と思って良いだろう。

これは、日本にとっては間違うことない朗報だ。

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両国高官の晴れ姿

 

米中激突の中で、世界中がその成り行きと、アメリカ大統領戦の結果を注目している。

下手に旗幟を鮮明にすると、一方から敵対勢力と見做され、とんでもない仕返しを受ける可能性があるからだ。

日本や台湾にとっては、アメリカを振って中国につく選択肢はあり得ないし、今までの韓国だったら、自由民主主義国側と連携するのが当然と思われてきた。

しかし今の韓国は、小林旭の名曲「北へ」の歌詞通り、「オレは明日もまた、北へ流れるゥ~」の文在寅が大統領だ。

 

文在寅は、今度のアメリカ大統領選挙では、バイデンが勝ち、トランプが負けると踏んでいるのだろう。

この時点で世界に先駆けて、孤立無援になっている中国に秋波を送った。

しかしアメリカの対中国強硬姿勢は、むしろ民主党も含めたアメリカ議会の方針だ。

仮に大統領が変わっても、中国強硬策が変わる可能性は低い。

しかも、もしも文在寅の思惑が外れて、トランプが再選されでもしたら、韓国は裏切者第一号として扱われ、悲惨な未来になってしまう。

 

しかしこれが「外交の天災」、もとい、やはり「天災」、文在寅の面目躍如だ。

香港国安法で、ウィグルで、武漢肺炎で、世界中から嫌われ者になり、中国国内でも批判の声が上がっている習近平との会談を、世界に先駆けてセットしてしまった。

ここまでやると、もはや後戻りはできない。

 

失政に次ぐ失政で、文在寅の韓国国内の支持率は、大統領就任以来最低の40%を下回る状況らしい。

この4月の国政選挙で、与党「共に民主党」が圧勝し、文在寅の支持率が70%を超えていたのに、見るも無残な人気凋落ぶりだ。

支持率が39%あれば大丈夫と思うのは日本的感覚で、韓国では既に警戒レベルを超えた三峡ダム状態で、いつ決壊してもおかしくないと見られている。

しかし一方では、文在寅は韓国の司法を完全に抑え込み、共産主義国家の独裁者のような権力を手にしている。

 

だから文在寅は、己が信じて進む道を妨げるモノなど、蹴散らせば良い。

ひたすら、北と宗主国様への従順さを示し続ければ。その両国が、何とか大統領退任後の面倒を見てくれる(かも知れない)。

今さら、アメリカや日本を頼るなど、不屈の人権派弁護士、文在寅には似合わない。

共産主義者にしてチュサッパ闘士の文在寅が、生きていくことができるのは、北の将軍様の配下か、あるいは宗主国皇帝様の奴婢生活しかない。

行け、我らが文在寅