昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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いくら大御所を気取っても勉強不足だよ、たけし君

敢えて言う。

「大御所を気取っても所詮ゲーニン、エラそうにモノ言うならもっと勉強しろ!」

 

土曜日、夕食後の団欒の時間に、NHKの「その時カメラは見ていた」が放映された。

内容は、歴代アメリカ大統領のジョージ・ブッシュリチャード・ニクソン、そして現役大統領のドナルド・トランプの、知られざる素顔を紹介するものだった。

極めて個性的なこの三人は、アメリカ人にとっては、大変魅力的な人物のようだ。

 

オツムが弱いと揶揄されるが、ブッシュの底抜けの明るさは、典型的ヤンキー気質だ。

頼りになるかどうかは知らないが、一緒にいると楽しいヤツに違いない。

ニクソンは、今となっては暗いイメージしか残っていない。

しかし、一大スキャンダルを逆手に取ったイメージアップ作戦に成功して大人気を博するやり方は、当時としてはとても新鮮だ。

その結果、二期目の大統領選で圧勝したものの、好事魔多し。

ウォーターゲート事件が発覚して、任期途中で失脚する羽目に陥るが、その経緯を伝える映像は、永久保存版にも匹敵する。

その最後の最後、ホワイトハウスからの37回目会見で辞任発表の直前、カメラに向かいジョークを飛ばすニクソンは、さすがに只者ではないと思わせるに充分のキャラだ。

トリのトランプは、波乱万丈。

億万長者から一転しての倒産直前危機を乗り越え、アメリカ大統領にまで上り詰めたのだから、将にアメリカンドリームの具現者だ。

 

確かに彼ら三人には、一瞬たりとも心が安らぐことのない世界一の大国、アメリカの舵取りとしての役割を果たしながら、どこかで人生を明るく楽しむ楽観性がある。

知られざる権力者の素顔は、彼らが担う筆舌に尽くしがたい圧力下での任務への敬意と、その人柄への親しみを同時に感じさせる。

良い番組だったと思う。

 

しかしそれを台無しにするのが、参加していたゲーニンだ。

特に中心人物だったビートたけしの、したり顔で放つコメントは勉強不足でヒドイ。

トランプ大統領の傍若無人な振舞いが、却ってアメリカでは受けるとの話の中で、彼は「トランプは操り人形」と言った。

何でも「強大な背景がいて、例えばそれは白人至上主義者たちで、トランプは彼らの意のままに操られているが、本人もそれで良しと考えているのでは」との見解だ。

 

公共の電波を使って、根拠も定かでない、馬鹿げた謀略論を垂れ流していいのか?

 

人種問題は、先の第二回大統領選討論会でも議題となった。

そこでバイデンは、トランプをレイシストと罵った。

それに対してトランプは、リンカーン大統領以外に、自分ほど黒人の地位向上に努めた大統領はいないと反論した。

ここで分かるように、トランプを差別主義者、白人至上主義者団体の手先と見るのは。民主党の選挙戦術なのだ。

歴史を見ても、アメリカの黒人解放を進めたのは共和党であり、民主党ではない。

身近な例では、白人への対抗意識をむき出しにした元世界ヘビー級チャンピオンのジャック・ジャクソンは、黒人差別法で実刑判決を受けた。

その名誉を回復したのは、その恩赦法案が可決されても店晒しにしていた黒人初の大統領、バラク・オバマではなく、ドンルド・トランプその人なのだ。

 

トランプが白人至上主義者と言われたのは、BLM運動への対応からだ。

黒人被疑者が取調べ中に白人警官に殺害された事件で、黒人差別反対運動が勃発した。

その運動にBLMやANTIFAが参加することで、一挙に暴力性をはらんできた。

それに対してトランプが、法と秩序(Law & Order)の重要性を訴えたことを、黒人に同情的ではなく差別しているとと批判されたものだ。

しかしトランプの主張は、当たり前だろう。

どんなに黒人差別が不満でも、だからと言って暴力的略奪が許されるはずがない。

その証拠に、最近のBLM、ANTIFA運動は、明らかに尻すぼみ状態だ。

 

トランプが白人至上付議者ではないことは、往年のNFLの名選手ハーシェル・ウォーカーが証言している。

自らがディープサウス出身の黒人選手ウォーカーは共和党大会で、「トランプとは長い付き合いだが、一度として彼から嫌な思いをさせられたことがない」と演説した。

また共和党とトランプの具体的行動も、黒人差別を撤廃する努力を重ねているものだ。

黒人奴隷が共和党地盤のアメリカ南部に多かったので、共和党のトランプは差別主義者とレッテルを張られるが、リンカーン以降、黒人差別撤廃に努力したのは共和党だ。

 

そんな歴史的経緯も知らず、トランプが白人至上主義団体の傀儡だと発言する北野武は、余りにもおろかだ。

北野武は、ホームグラウンドのお笑いの舞台でも、ちっとも面白さがなくなった。

最近はテレビ界の大御所を気取っているようだが、所詮中身はこんな程度だ。