「圭」って名前、良くないんじゃナイ?
最近巷を騒がせているKコムロ以外で、そう思わせるニュースが流れた。
NHK夜7時ニュースで、東京オリンピックに反対するスポーツ選手のコメントが紹介された。
・人々の感染リスクと不安があるなら,開催について議論をすべき
もう一人の錦織は
・一人でも感染者が出るならばあまり気は進まない
・死者がこれだけ出ている
・オリンピックは死者を出してまでも行われることではない
・究極的には一人も感染者が出ないような時にやるべき
と、大阪よりも具体的に「変性種は感染力が高いのに、死者が出てまでやるのか?」みたいな、オリンピック全面反対の言い分だった。
僕は、この大坂と錦織の発言を、ブラックジョークかと思ったほどだ。
何故なら彼らは、イタリアのローマでこの発言をしていたからだ。
大坂も錦織も、全仏オープンの前哨戦になるイタリアでのトーナメントに参戦中だった。
大坂の方は、女子シングルス初戦で格下選手を相手に負けてしまい、ラケットを壊す失態を犯すような人物だ。
彼女はBLMには熱い連帯を表明し、実際に行動に移し、あたかも日本にも黒人差別があるような発言をしていた。
そんな活動歴があるし、日本国籍を取得すると聞いているが、彼女から日本人としての心構えを聞いたことがない。
別に彼女の肌の色や、日本語が喋れないとの理由で、差別する気などサラサラない。
だが、日本と日本人に誇りを持たない彼女なら、日本で開催されるオリンピックに反対しても「そんな程度」と割り切ることができる。
錦織は、日本男子テニスプレイヤーの中では、世界ランクでも一番上位にいる。
だから日本のスポーツ界では、影響力も大きいはずだ。
しかしそのオトコが先頭に立って、日本の威信と国益を大きく損なうオリンピック中止を訴えるとは呆れるしかない。
しかもその発言場所は、イタリア。
中国ウィルスがヨーロッパに拡散した時の、最初の被害発生国で感染者も死亡者も、日本とは桁違いに多く発生している国からの発信なのだ。
自分がイタリアのトーナメントを出場辞退しての発言なら、未だ整合性が取れる。
しかし彼は、未だ中国ウィルスが猛威を放っている環境の中で、テニストーナメントには出場している。
当然主催者は、細心の注意で選手を保護し、大会運営を心掛けているはずだ。
大坂も錦織も、関係者の努力の結果、もちろんリスクはゼロではないが、多分大丈夫と信じたから大会に参加したのだろう。
ならばその思いを、何故東京オリンピックに対しては持てないのか!
イタリアなら信用できるが、日本は駄目とでも考えての発言なのか!
大坂と錦織が中国ウィルスの感染や死者をそこまで恐れるのなら、イタリアでのうのうとトーナメントに参加するのは自己矛盾であり欺瞞だ。
勘繰って穿った見方をすれば、次のメジャー大会の全仏オープンで好成績を上げるためなら、感染リスクを冒す気持ちだったのかもしれない。
個人の世界ランキングとか賞金に影響するトーナメントは大事だが、名誉だけを争うオリンピックなどはどうでもよいと思っているのではないか。
テニスプレイヤーとしての名誉は大事だが、日本人として国家的イベントに協力する気持ちは薄いとも思われる。
IOCも日本の関係者も、異口同音に「東京オリンピックは開催する」と宣言している。
無論現在の情勢は、決して楽観できるものではない。
変性種が日本の地方でも、パンデミックを発生させているからだ。
しかし当局者が何としてでも実行しようと努力を重ねているのなら、参加資格を持つ選手もまた、最後まで協力の姿勢を示すべきだろう。
「一人でも」などと、無茶苦茶にハードルを上げて反対するのなら、中国ウィルスを完全に抑え込んだ台湾、ニュージーランド以外で開催される、世界中の大会への参加もまた自粛するべきだ。
大坂も錦織も、身勝手な偽善者だ。