昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

谷亮子、今度はブラジルまで子供同伴!

本来なら予選の決勝で負けてしまったにもかかわらず、訳のわからない政治決着で世界選手権日本代表に選ばれた谷亮子が、またまた物議をかもし始めた。

彼女が日本を代表する柔道家である事は異論を待たないが、どうにも身勝手な行動と、言葉の端々ににじみ出る金メダルエリート意識、似合いもしないのに超ブランドファッション志向の為、今までの柔道家としての赫々足る戦果に比べれば、はなはだ評判が悪い。
今回、遥かブラジルの地で開催される世界柔道選手権に、1歳半になったばかりの愛息を同伴すると言い出し、全日本柔道連盟を巻き込んだ大騒ぎになった。
さすがに彼女も、年端も行かない子供にとっての長時間フライトは不安だったらしいのだが、何と「東京-福岡間を何度も往復しているので大丈夫」と思い直したらしい。

とんでもない馬鹿としか言いようがない。
東京―福岡間のフライト時間は、2時間とかからない。
一方、ブラジルは日本の真裏側で、トランジットを入れれば移動時間が30時間以上もかかってしまう。
少々飛行機慣れした大人でも、こんな長時間のフライトは体に堪える。
更にいえば、日本の正反対なので、時差も耐え難いほど辛いはずだ。

「“ママでも金”の瞬間を愛息にナマで見せる。」
「佳亮くんという最高の“援軍”を得るYAWARAちゃんが、7度目の世界女王へ突き進む。」
と、例によって、マスコミの提灯記事は目に余る。(ついでに言えば、愛息の名前は、もっとも安直に、両親から1字ずつを取った「佳亮(よしあき)」らしいが、「もうちょっと捻ったらいかが」と思うのは余計なお世話か。)

どうも、谷亮子は、代表戦でも何でもあらゆる事が、今まで自分の思い通りにやってこられたので、いつまでもその習性が抜けず、傍迷惑などにはトンと無関心のようだ。
子供離れが出来ていないとの批判もあるが、地球の裏側まで乳飲み子を連れて行けば、子供だけではなく、周囲にあらゆる負担をかけてしまうことぐらい理解できないのだろうか。

因みに、天下の谷様の遠征なので、往復ともにファーストクラスが用意されるだろう。
その場合、わずか一歳半のガキとは言え天下の谷様のご子息ならば、おそらくファーストクラスでの移動となり、乳母役もまたファーストクラスとなるだろう。
元々日本からの飛行距離は最長なので料金は高いはずだが、それに複数のファーストクラスのコストまで加われば、費用は、あっという間に予算超過が間違いない。

この4月に全日本体重別決勝で谷を破ったにもかかわらず、世界選手権の代表に選らばれなかった筑波大の福見友子がいない事で、金メダルのライバルが一人は減ったが、世界中には若くて強い選手がたくさんいるだろう。
そこまでして、もしも金メダルが取れなかったら、今まで以上にブーイングが激しくなるだろう。
昔の強さがあれば、「むしろプレッシャーを楽しんで」等と能天気なことが考えられただろうが、つい最近も、風邪による発熱など体調不良のため欧州合宿への出発を延期した谷亮子に、果たして、そこまでずば抜けた実力があるのか?

谷亮子もその周囲も、いつまで「金メダルが欲しい」症候群に惑わされ続けるのだろう。