昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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謝罪の罪

日本は、韓国、中国の両国から、繰り返し謝罪を要求される。
日本人は謝罪する事に比較的に抵抗感が少ない民族だが、この両国が余りにしつこいので、さすがに腹に据えかねてきた。
最近の日本人の嫌韓国、嫌中国意識の高まりは、こんな国民性の違いも一因だ。
 
僕もまた、韓国、中国は嫌いだ。
正確に言うと、昔はそうでもなかったが、最近ドンドン嫌いになっている。
両国とも、政治的に内憂の部分が多く、その不満の矛先を政府から逸らすために、意識的に反日キャンペーンが張られる。
当事者の日本にしてみれば迷惑千万だが、嘘も繰り返せば本当と信じ込んでしまう。
この両国の街頭インタビューで、一般市民の受け答えを見ていると、政府の広報と全く同じ事をオウム返しに繰り返しているに過ぎない。
しかし小学校の頃から、組織的に反日教育を繰り返され、反日意識を刷り込まれた両国国民は、いくら日本が自国の立場を説明しても、全く聞く耳を持たない。
村山富一とか河野一郎とかの脳タリンは、このややこしい両国を宥め賺すために、大リップサービスでご機嫌取りをしたが、結果はさらに悪化。
この両談話を背景に、両国はたかり体質を強化してしまい、慰安婦や強制労働を問題視する事で賠償金をせしめようと画策している。
 
日本人は、自分の誠意が伝わる事を前提に、すぐに謝罪する。
しかしこんな国民性は、国際化の世の中では通用しないだけでなく、足をすくわれる。
そんな事に気がつくべきだ。
謝罪ではなく、主張。
これこそが、日本外交に要求されている。
 
私事だが、ミラノのホテルで、小さな事件に遭遇した。
エレベーターに乗り込み、自分のフロアのボタンを押して寛いでいたら、中国人のような、はたまたイタリア人のような、顔だけでは国籍が分からない、何とも表現の仕様がない面妖ババアが、物凄い勢いで走り込んできた。
ところが運悪く、その時にドアが閉まり始めたために、ババアが挟まれてしまった。
ババアは、「ギャァ、痛い」」みたいな外国語を叫んだので、「大丈夫ですか?」と質問する積りが、日本人の悲しい性、ついつい出てきた英語が「I’m sorry.」。
途端に、「オマエの所為だ」みたいに感じで、ものすごい形相で睨みつけられてしまった。
謝罪だけでなく賠償要求までしかねないような顔つきなので、サッサとエレベータを降りたが、背中越しに「×!#*!?×▽-*!」と、意味不明の現地語の罵詈雑言を浴びたような気がした。
こっちは心配しただけで何一つ非はないが、それもこれも場馴れしていないので不用意に「Sorry」と言ってしまった所為だ。
このような場面で、「Sorry」は絶対に禁句。
Are you OK?」が正しい質問だったが、お蔭ですっかり不愉快な気分になった。
 
海外企業との仕事でクレームが発生して、明らかに彼らに非がある場合でも、彼らは絶対に「Sorry」とは言わない。
敢えて彼らの肩を持つとすれば、彼らはビジネスで「Sorry」は何の役にも立たないと考えている。
双方に必要なのはクレームの解決策であり、謝罪は不要と割り切っているようだ。
海外に初めて赴任する日本人サラリーマンに対する最初の教育は、何があっても最初に「Sorry」と言ってはいけない事だ。
 
これは文化の違いだが、日本の謝罪文化が通じるのは日本だけ。
謝罪をすれば大損をする事が国際常識である事を肝に銘じて、韓国、中国に対処しなければならない。
安倍首相の70年談話には、中国、韓国が求めている「謝罪」は盛り込まないらしい。
絶対に正しい判断だ。