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夫婦別姓には反対です

夫婦別姓

 

僕の大嫌いな番組の一つが、TBS日曜日朝の、関口宏サンデーモーニング」だ。

能天気な司会者、コメンテータが、したり顔でまるで無責任な「一見正論」を披露する。

大嫌いだと言いながら、たまに見るのは我ながら自己矛盾だが、敵情視察の意味もある。

 

この番組の出演者どもは、彼のイスラム国のテロ行為に対して「報復では何も解決できない、対話が必要」と主張する。

しかしイスラム国は、自分と違う価値観を持つすべての国、人に対して、戦いを仕掛けている。

彼らにとっては、敵か味方かの二種類しか存在しない。

中立は敵とみなされる。

だから善意の人、後藤健二は、イスラム国では処刑の対象とみなされた。

そんな国との対話を訴えるのなら、自らが率先垂範で、イスラム国の支配地に乗り込んでみればいい。

戦地を遥か離れた東京のテレビ局で、イスラム国との対話を呼びかけるのは、偽善者の行為でしかない。

 

その番組でもう一つ、看過できない内容が放送された。

夫婦別姓についてだ。

コメンテータの一人、太ったオンナ(谷口真由美)が解説した内容とは

  ・夫婦別姓

  ・同性愛者の結婚

  ・女性が離婚後半年間は再婚できない

のは、いずれも人権問題と言うのだ。

弱者の立場に寄り添ってこそ、問題の解決につながるとの主張は一見正論に聞こえるが、はたして夫婦別姓は人権問題なのだろうか?

 

同性愛については、宗教の問題も絡んでくる。

イスラム教もキリスト教も、同性愛を認めてはいない。

しかし僕個人は、同性しか好きになれない人がいれば、その人が幸せになるような切っ掛けがある方がいいと、実に大らかな考えだ。

 

太ったオンナは、離婚後女性だけは六か月間結婚できないのは、男性に比べ不公平だと強調していた。

しかしこの問題は、たまたま発生した大沢樹生喜多嶋舞の泥沼裁判で、そうは簡単な話ではないことが証明された。

オンナの人権を主張すると、結果として被害が集中するのは子供だ。

たかが半年待てないと言うのは、オンナの身勝手さだろう。

 

太ったオンナの意見で、一番問題と思うのは、夫婦別姓についてだ。

結婚後妻側の姓を名乗るのは、わずか3%にも満たないらしい。

この結果、オンナは精神的にも実際的にも、大変な被害を被っていると言うのだ。

しかし今の法律では、「結婚後にいずれかの姓を名乗る」ことを要求しているだけで、夫側の姓を強制しているわけではない。

妻側がそんなに自分の旧姓に拘るのなら、夫に相談して妻の姓を名乗ればいいだけの話だ。

仮に夫側も、自分の旧姓に拘って話がうまくいかないのであれば、結婚しなければよい。

結婚経験のある人ならだれでも分かるが、結婚生活は夫婦双方の妥協が絶対に必要だ。

最初から、どちらの姓を名乗るかですら妥協できないのなら、その後の結婚生活が上手くいくはずはない。

今の法律で簡単に解決できるモノを、法律を変えてまで夫婦別姓に拘る必要などないのだ。

 

更に言えば、夫婦別姓にすればまた、別の問題が発生する。

夫婦別姓の中国、韓国では、誰もが理想の結婚生活を送っているわけではない。

彼の国では、家族の求心力が働かず、一方から簡単に縁切りを通告される問題もある。

何かを得れば、何かを失う。

太ったオンナは、夫婦別姓にすれば人権問題が解決するような言い方をするが、そんなの嘘っぱちも良い所だ。

 

僕は同性愛者には寛容だが、オンナが離婚後すぐに結婚できることや夫婦別姓には絶対に反対だ。