昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ヨーロッパ旅行を断念して国内へ

今年5月から、約一か月間のスケジュールで、ヨーロッパに出かけるはずだった。

オーストリアクロアチア経由で、メインはギリシャ

 

訪問先やホテルは、いつもの通りに、全部妻が手配した。

僕の役割は、荷物運びと、いざと言う時の通訳。

とは言っても、僕の英語は初心者に毛が生えたようなレベルで、かなりブロークンだ。

それでも毎年、一か月間の夫婦旅行をこなしてきたので、場慣れした強みがある。

少なくとも今までは、どんなトラブルが発生しても、夫婦だけで解決してきている。

そんな風に横着に構えてきたが、年齢的にも、今後は度々の長期旅行は難しい。

その意味で、今回の旅行は、我々夫婦の集大成のはずだった。

 

今年1月以降、急に武漢肺炎のパンデミックが具体的になってきたが、出発が5月なので、その内に終息するだろうと、高を括って楽観的だった。

ところが3月になって、まずイタリアが大変なことになり、続いてスペイン、フランス、ドイツと、武漢肺炎の猛威が止まらない。

スペインでは観光地閉鎖、フランスに至っては、レストランまで営業禁止になった。

そして我々の最終目的地、ギリシャでも、武漢肺炎患者が増え始めている。

しかもヨーロッパ中で、何時頃終息するのか、まるで目処すら立っていないのだ。

 

もしも旅行を強行しても、目的の観光地には入場できないどころか、食事すらとれないような事態が、現実のモノになっている。

旅先で、ホテルに缶詰めを強いられるのなら、何のために大枚をはたいてヨーロッパに出かけたのかとなり、実にバカバカしい。

しかも最悪なのは、旅行終了後に日本に帰国しても、その時に「ヨーロッパからの入国禁止」措置が取られている可能性も否定できないことだ。

ヨーロッパ観光もできず、挙句の果てに日本入国を拒否されたら踏んだり蹴ったりだ。

 

そんな訳で、グズグズと結論を先延ばししてきたが、ついに苦渋の決断で、今回のヨーロッパ旅行をギブアップすることにした。

これは至って当たり前で、もしもこんな状況なのに、それでもヨーロッパに出かけたら、常識を疑われてしまう。

また、ヨーロッパで武漢肺炎を罹患でもしようものなら、国賊扱いされるだろう。

しかしこれでまた、旅行をすることで消費されるはずだった需要が消滅する。

日本全体だけでなく、世界中がこんな動きばかりなので、景気は間違いなく悪化する。

しかもその程度は、戦争以外では過去に経験をしたことがないほど、大規模のモノだ。

日本国内では、武漢肺炎対策が少しずつ効果を発揮している。

5月くらいには、国内での移動は可能になっていると期待して、少しでも日本の景気回復に貢献できるように、その頃に国内旅行に切り替えた計画を立てようと思う。

 

ただ武漢肺炎は、かなり大規模且つ長期に亘って、日本全体にダメージを与え続ける。

政府もその対策として、急落する株価対策、企業への資金援助、個人支援など、取りうる全ての措置をとると明言している。

しかし、この期に及んでも尚、野党のバカどもは、政府に難癖をつけ、足を引っ張ることしか考えない。

マスコミに登場する連中は、全員が野党と同じ横並びで、安倍政権の施策について「あれが不充分」「ここが疑問」と、ひたすら批判ばかりだ。

戦後最大の国難に、国民全てで協力して乗り切ろうとの姿勢がないのは何故だろう。

 

仮に、政権の揚げ足を取ることで国民の不安感を煽り、政権交代が実現したとする。

そこで今の野党は、武漢肺炎と経済対策で、今の安倍政権以上の措置がとれるのか?

少なくとも、PCR全数検査を声高に主張していた、立憲民主党蓮舫テレビ朝日では、アッと言う間に医療崩壊を引き起こし、重症患者を死に至らしめたに違いない。

未だに中国人と韓国人の入国制限に、踏み切っていないかもしれない。

 

ヨーロッパや中国、韓国の医療崩壊は、以って他山の石。

反日の野党もマスコには、日本人の命を守るとの絶対的使命感がない。

武漢肺炎を封じ込めるまで、野党もマスコミも、黙って政府に協力しろ!

僕は声を大にして、そう訴えたい。