昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

解説者なんて俺でもできる

最近の我が妻は、テニスの全仏オープンを熱心に見ている。

フランス語を勉強中なので、役に立つかもしれないと期待しているようだ。

ただ放送も解説も日本語だし、勝利者インタビューの大半は英語なので、フランス語の能力アップにつながるのは甚だ疑問だ。

 

当方は、テニスにはほとんど興味がない。

だから妻が夕食後に全仏オープンを見始めると、すぐに自室に籠って撮り溜めした録画を見る。

全仏オープンの間は、我が家はおおむねこんな感じになる。

 

この日、朝食の時に妻と顔を合わせると、些か興奮気味だ。

何でも、前夜のジョコビッチと対戦した19歳のムゼッティが、王者をあわやと言うところまで追いつめたらしいのだ。

妻に言わせると

 ・ムゼッティのプレイぶりが自由奔放

 ・難攻不落のジョコビッチから最初の2セットを取った

 ・勝てるかもと思ったけど、ホンのあと一息だった

 ・世界ランク76位だが、いずれ世界トッププレイヤーになる

と、親戚の青年が偉業を成し遂げかかったかのような口調で、まくし立てている。

 

掘り出し物を大発見したかのような妻の強い入れ込みに比べ、世の荒波を搔い潜ってきた当方は、こんな程度では全く驚かない。

冷静に最終結果を聞くと、やはり途中棄権で最後はジョコビッチが勝ったと言う。

 

要は

 ・若者が2セット連取して王者を追い込んだ

 ・しかし善戦健闘むなしく 最後は矢尽き刀折れて途中棄権

だったらしい。

僕には、これだけの情報があれば十分。

そんじょ其処らのテニス解説者など顔負けの、見事な論評ができる。

そんな会社員経験をしてきているのだ。

 

妻に対して先ず教え諭したのは、

 ・メジャーの大会では3セット取らないと勝てない

 ・途中まで2セット先行していても、何の意味もない

 ・ジョコビッチ(や僕)は「逆算の法則」で勝負を組み立てる

 ・3セット目勝利の最終ショットから今の戦い方を逆算する

 ・もちろん戦う前は3セット連取を考えている

 ・しかし相手が手強そうだと分かると1セット目は様子見に使う

 ・1セット目も取れればよいが、ダメなら相手の見極めに利用する

 ・同時に相手のスタミナを奪うような戦い方をする

 ・2セット目にその効果が出れば逆転の足掛かりになる

 ・しかしそうならない場合も想定済み

 ・2セットも相手の勢いが強ければ、勝負を3セット目からに切替る

 ・試合の中で1セット目よりも更に弱点を研究し、スタミナロスを引き出す

 ・この結果3セット目を取れれば、勝負は全く分からなくなる

 

だから今回、ムゼッティに2セットまで取られても、3セットで態勢立て直しが織り込み済みのジョコビッチに焦りとかはなかったはず。

2セットまでは負けても3セットを取らせないのが王者の戦い方で、これを「王者逆算の法則」と呼ぶ。

我々は、こうして自分の地位を守り続けてきたものだ。

今のムゼッティは2セットを取る力しかなく、ジョコビッチに勝つ実力はなかった。

 

と、諄々と君子・孫氏の兵法を披歴した。

 

この有難い教えを聞いた妻曰く

 ・ハァ、誰が王者?

 ・確かにジョコビッチは世界一のテニスプレイヤなので王者に匹敵

 ・しかしア~タはいったい何なのさ?

 ・まるでテニス道を究めてきたようなこと言ってるわネ

 ・しがないサラリーマン上がりなのに、よくもこんな能書きを思いつくもの

 

仰る通りでございます。

たしかに僕は、テニスなど好きでもないし、やったこともない。

ただね、会社員でも長く務めると、こんな解説とも説明とも言い訳ともつかない台詞をたくさん覚えるモノなのですよ。

どこかで聞いたような文言を並べると、さも一端の解説者みたいに振る舞うことができるし、知らない人なら「あの人、凄いッ」て勘違いするかもしれないのですよ。

世の中にゴマンといる解説者なんて、実態はこんな程度じゃないの。

 

解説者なんて俺でもできる。

と、悪態をついて妻との会話終了!

SNSでバレるとバツが悪いハナシ

SNSで、近隣のラーメン同好会に所属している。

自分が食べたラーメンを写真付きで紹介し、情報交換するグループだ。

 

そこで、好みのラーメン屋の趣味が一緒で、すっかり親しくなった御仁がいる。

ただ、どれだけ親しそうになっても、そこはSNSの世界。

直接会って話すことはない。

にも拘らず、彼のことがかなり分かっているのは、彼がラーメン以外に地元サッカーチームのサポーターをやっているからだ。

そしてこちらのグループには、顔写真付きの彼のプロファイルが紹介されている。

 

と言うことで、彼の方はこちらを知らないが、こちらは彼の名前も顔も知っている状態の、真に不公平不平等な関係になっているのだ。

尤もこちらとしては、そんな片務的関係を悪用しようなどはツユほども考えていない。

同じラーメン好き同士で、今後とも距離を保ちつつ、仲よく付き合っていく積りだ。

 

ところがヒョンなことで、彼のラーメンとサッカー以外の嗜好が分かってしまった。

彼がSNSに投稿したモノが、自動的にフォロワーのこちらにも流されて来るからだ。

それが、ラーメンやサッカーに関してだけなら問題ないが、別の嗜好の世界にまで及ぶと、彼の知ってはいけない部分を垣間見ることになる。

それが彼がフォローしている「アラサー秘書○○」と「R○S○」の女性のアカウントサイトだ。

 

彼がこの二人を相手にTweetすると、それが当方にも送られてくる。

この二人の女性には共通項がある。

 ・歳の頃なら30歳前後

 ・離婚歴ありの子持ち

 ・そして決定的な点は、二人揃ってかなりの巨乳

毎回、顔は隠しているが、殊更に胸を強調した写真と共に「寂しい」とか「セッ○スしたい」とか、艶めかしくも切ないオトコ殺しの文言が並ぶ。

 

そして、何を目的にしているのか知らないが、この女性たちのSNSには、たくさんの男性フォロワーがついている。

何を隠そう、僕の知人もその一人だ。

ただ彼の場合は、単なるフォロワーよりも一歩進んで、件のその女性とのチャットを楽しむのがお好みのようなのだ。

 

 ・女性「アァ退屈、話し相手が欲しいけど誰もいない」

 ・知人「○○チャン、それが人生サ」

 

 ・女性「アァ、今から出社しなけゃ」

 ・知人「オハヨー○○チャン、今日も頑張ろ」

 

普通ならなんてことないチャットだが、恐らくは彼は、こんなチャットがバレバレになっていることを知らないのではないだろうか。

知人の誰にも気付かれることなどないと、高を括っているのかもしれない。

そうでなければ、妙齢の女性に対してイイ歳をしたオッサンが、こんな気恥ずかしいセリフなど吐けるものではない。

こちらとしても、あの彼が、あんなにラーメンに蘊蓄を傾ける彼が、あんなに熱烈にサッカーチームを応援する彼が、こんなニヤけたチャットをしているのが信じられない。

真面目一方に見える彼の秘密の部分を、ついつい覗き見したような気分になって落ち着かない。

彼とは顔を合わせる間柄ではないのが救いだが、本当の知り合いなら、やはり一言「ヤメトキナ」と注意を促すだろう。

 

SNSは楽しい。

特に見ず知らずの同好の士と知り合いになり、情報交換ができると世間が拡がる。

特に人気のラーメン店とか、その店で特に人気のあるメニューとかが分かると、その店を訪れる楽しみが増える。

 

しかしそんな情報交換以外に、フォロワーに余分な情報が拡散することがある。

実はFacebookTwitterも「友達の友達は友達」精神で、どんどん友達紹介が増える。

彼のように、フォローしている人にリツイートすると、途端にその内容が一目瞭然になってしまう。

女性の好みがバレて、そのことであれこれ詮索されたり、性格判断までされると、バツが悪い思いがするだろう。

 

SNSは、情報収集の手段に限定する方が無難だ。

しかしついつい、余計なお世話と分かっていてもチョッカイを掛けたくもなる。

何事にも功罪相半ば。

用心しながらSNSを利用して、自己防衛を図るしかない。

立憲民主党議員の下半身事情

つい先だって、立憲民主党の「マドンナ」議員を言われる石垣のり子と、著述業者・菅野完の不倫が話題になった。

段々事情が分かってくると、その内容も結構複雑で

 ・石垣には同棲中の内縁の元夫

 ・菅野には石垣以外に付き合っていたオンナ

 ・そして菅野には嫁さんもいた

らしい。

要は石垣も菅野も、世間的には褒められない関係に陥っていて、とりわけ石垣は菅野に強い恋心を抱いていたようなのだ。

あの脂ぎった性犯罪者、菅野を好きになるとは「石垣ィ、清純そうに振る舞ってきたけど、オヌシも相当好き者よノォ」と笑ってしまう。

 

石垣と菅野の不倫は、気持ちは悪いが笑い話で済む。

しかし、中学生を性犯罪から守るための法改正を議論する、立憲民主党の性犯罪刑法改正ワーキンググループ会合での、立憲民主党議員の発言は一発レッドだ。

何をトチ狂ったのか、とんでもないことを口走しっている。

今のところこれが誰なのかはっきりしないが、ネットでは小川淳也と特定されている。

 

小川は菅義偉首相の立身出世物語を怪しみ、徹底的に調査すると息巻いたことがある。

無論菅首相の苦労話がウソなら、それを暴くことには意味がないわけではないが、小川はこの時「人は生まれ育った環境で人格が決まる」と言い募った。

この時のテレビに共演していたのが、元維新の会代表だった橋下徹だったおまけまでついて、小川は結局撤回と謝罪に追い込まれた。

小川ならさもありなん、そんなネット民の気持ちの表れだ。

 

「50歳近い自分が14歳の女性と性交したら、同意があっても捕まることになる」

「これはりおかしい」

「よって刑法改定には反対」

これが、50歳近いと称するオトコの発言だ。

 しかもその他にも、これと同じ趣旨の意見を述べた議員もいるらしい。

 

その立憲の議員は、同意さえあれば14歳の異性との性交は罪ではないと言っている。

確かに刑法上で合意があっても禁止されているのは、13歳未満の異性との性交だ。

しかしそれでは、今の性犯罪被害者を守れないので、法改正を検討しているのだ。

法律上は14歳がボーダーラインだが、モラル面で許されるモノではなく、増してや公人としては、か弱い子供たちを守ることを優先するべきだ。

また、性交を合意した結果と言い張っても、相手の14歳の子供の人生経験などわずかなもので、その判断能力は危うい。

そんな子供が単なる好奇心で性交し、妊娠などの取り返しのつかない事態になることを防ぐためにも、刑法改正が検討されている。

 

個人的にどんな性癖の持ち主でも、それが社会に悪影響さえ及ぼさなければ許されるとの考えもあるが、それでも児童ポルノが禁止されているのはモラル面からだ。

多くのロリコン野郎が淫行条例違反で逮捕されているが、その時の言い訳は判で押したように「知らなかった」と「合意の上」だ。

合意さえあればOKになるなら、近親相姦も小児愛も、全部言い訳ができてしまう。

だからこそ中学生を性被害から守ろうと、あの下半身ユルユル集団の立憲民主党でさえ、法改正を検討している。

そんな目的の会合で、こんな下半身丸出しのような意見を堂々と披歴して反対するオトコは、何と立憲民主党の現役国会議員であり、しかも二人まで確認されている。

彼らは「歳が離れた成人と中学生の間にも真剣な恋愛関係がある」と主張して、性犯罪の厳罰化に反対しているらしい。

そもそもこの二人は、淫行条例の精神を知っているのか。

将に、バッカじゃなかろか。

 

淫行条例で18歳未満の男女との性行が規制されいるのに、更に年下の14歳の少女を性交の対象と考えること自体がおかしい。

真面な神経の人間なら、14歳の女性と性交するために、合意を取り付けようなどとは考えないし、仮にそんな性癖でも理性で抑えようとするはずだ。

それでも法改正に反対までするのは、彼らが性犯罪者予備軍であり、絶対に子供たちに近づけてはいけないオトコであることの証拠だ。

 

僕は立憲民主党など消滅すれば良いと思っている人間だが、石垣とかこの二人の議員とか、風紀紊乱予備軍がいれば、枝野幸男代表もオチオチ枕を高くして眠れないだろう。

尤も立憲民主党には、セクハラ議員がゴマンといる。

枝野も無責任な鉄面皮野郎なので、こんな議員のスキャンダルなど当たり前と思っているかもしれない。

 

PS

この議員は、北海道比例ブロックの本多平直で、発言を謝罪し撤回した。

ヤツによると「日本の性行同意年齢は他国に比べて低くはない」らしい。

性行同意年齢って何?

どうやって調べたの?

全く以てロリコン犯罪者の道を真っしぐら野郎だ。

ワクチン接種狂騒曲の終盤戦

とうとうワクチン接種の予約ができた。

一か月チョイ前に、IDナンバー連絡とワクチン接種説明書が送られてきて大喜びしたが、よくよく読むと、それで予約できるわけではなかった。

改めて予約可能日の連絡があり、ネットか専用電話からの予約になるとのこと。

しかもそれは、早くても一か月後とは、何とも待ち遠しい。

 

時を同じくして別の町に住む兄から「通知が来たので予約しようとしたが、全くうまくいかない」と、嘆きの電話があった。

彼の悪戦苦闘を聞いて、気の毒に思った知り合いが「コネを使って予約してくれた」と連絡があったのが半月前。

6月4日がその第一回目の接種日で、無事に終了して「これで生き延びた気がする」と、すっかり安心していた。

 

我が町からは、その後まるで音沙汰なしだったが、既に接種した市民が「意外にも簡単」とネットに書き込んでいた。

どうやら順調に、ワクチン接種作業が進んでいたようだ。

しかもその後5月末からは、東京都内に大型接種会場が設置され、近隣の県民も予約してそこまで赴けば、ワクチン接種が可能になる。

こちらはファイザーではなくモデルナ製だが、世間的には間違いなく、事態がドンドン進んでいる。

 

更に6月初日の市の広報誌に、ワクチン接種の進捗状況が報告されていたが、それには、高齢者全員に間もなく予約案内が届くと書かれている。

そこで市役所の担当課に電話してみた。

そこでは先ず、当方の年齢を確認される。

次に、今日現在で○○歳まで接種案内が発送され、「一日一歳のペースで進むので、貴方は○日後から予約可能」と教えられた。

そしてその通りの日に、「今日から予約が可能」との案内状が送られてきた。

 

そこで、案内されたコールセンターに電話してみた。

すると「ただいま電話がつながりにくくなっています」との、お決まりのフレーズが流れるが、辛抱強く待つと担当者が出てきた。

電話さえ繋がれば、そこでそのまま予約することは可能なのだが、この日は情報収集が目的だ。

と言うのは、一歳違いの妻は、翌日に通知が来るはずなので、一日待てば夫婦同じ日の予約が可能になるからだ。

 

事情を説明して、翌日の妻への案内状を待つことにしたが、ここでその担当者から耳よりの情報をゲットした。

 ・今回の案内状は、単なる手続き紹介でしかない

 ・それがなくても翌朝9時には、奥さんの分も予約可能

 ・ネットでも予約はできるが

 ・夫婦で同日、同時刻を希望するなら、電話の方が確実

 ・だけど電話は、なかなか繋がりにくい

 ・それでも辛抱強く待てば、一緒の日が予約できるはず

 

と言うことで、本日9時ジャストにもう一度コールセンターに電話してみた。

しかし、考えることは誰しも同じで、電話が殺到していてつながりにくい。

それでも昨日に、一度電話した経験は伊達ではない。

実は、自動音声の「繋がりにくい」の返事にも二種類あることが分かった。

「繋がりにくいので、もう一度お掛け直し下さい」

「繋がりにくいので、このままお待ちいただくか、もう一度お掛け直し下さい」

 

「このままお待ちいただくか」の一言が入るか否かでは、その意味が全く違う。

前者は、先方から通話が強制的に切られてしまうが、後者はそのまま待っていさえすれば、まもなく担当者が必ず出てくるのだ。

そんな豆知識を知らないと、せっかくのチャンスをフイにしてしまう。

 

そこで暫く待っていて、首尾よく夫婦二人分の予約を達成した。

その結果は、思いもよらぬほど早いタイミングで

 ・第一回目の接種は10日後

 ・第二回目はそれから三週間後

 ・場所は近所の仮設接種場

と決まった。

「案ずるより産むが易し」とは、このことだ。

 

全国レベルで、ワクチン接種が急速に進展している。

一時期は、ワクチン接種の遅れが菅義偉政権の失政の所為だと攻撃されていた。

何でも揚げ足取りの野党とマスコミは、菅政権の動きが遅いからワクチン量が確保されていないとか、注射器入手を怠ったとかイチャモンのつけっぱなしだった。

しかし4月の日米首脳会談後、首相がファイザー社社長との直接電話して、6千万人分のワクチンを確保したことで潮目が変わった。

すると今度は、数量は確保したが、接種の注射の人手が足りないと批判する。

これは打ち手には、一人当たり7千円の費用が支払われることになり、それまでは「従来患者の診察ができなくなる」とゴネていた医者が、続々と名乗り出てきた。

実際に我が町でも、多くの町医者でも摂取が可能になっている。

櫻井よし子女史は、医者の良識欠如を嘆いていたが、まさしく「医は仁術ではなく、算術」を字で行く話で、日本医師会が如何に信用できないかを明らかにしている。

 

兎にも角にも、ワクチン接種の目処は立った。

イスラエルやイギリスでは、ワクチン接種が済めば、マスクなしでの行動が許される。

あれほど感染爆発状態だったアメリカも、スポーツ大会には大観衆が押しかけている。

日本もあと一歩。

そして当方も、かなりの行動の自由を得るまで、あと一か月。

しかも、これほどの国民的大規模イベントで、かなりの経済的負担がかかっているに違いないのに、国民の費用負担はゼロ。

至れり尽くせりのサービスだ。

 

オリンピック開催を目前に、全国でワクチン接種の動きが急速に広がる。

全く以て、政府はありがたくも良いことをやってくれたモノだ。

感謝、感謝!

そうは言っても不憫でネェ

A家の結婚騒ぎは。ますます混迷状態になっている。

 

ただ国民の意向は、極めて単純明快だ。

「この結婚には、ゼェッタイに、ハ・ン・タァイッ!」

何と世論調査では、97.6%が結婚に反対している。

あの世界一の反日国、韓国ですら、東京五輪ボイコット支持は71.9%しかない。

二者択一のケースでここまで数値が片寄ると、では賛成している2.4%は一体どんな人なのだろうかと気になるほどだ。

マァ当方は、付和雷同でワアワア騒いでいる方なので、この結婚には97.6%の反対派中の一人でしかないが、この結婚が強行されたら、A家にとっても日本の皇室にとっても、致命的なダメージが残るとの危機感を持っている。

 

しかし、しかァしだ。

そうは言ってもこの期に及んで、この結婚話をなかったことにできるのだろうか。

 

その理由は、法的な解釈からではない。

A家の内部事情を、斟酌するからだ。

そしてご令嬢様の将来を儚むからだ。

 

この度のご令嬢様と婚約者君が、大学で初めて出会ったのが12年前。

婚約者が、狙いすましてナンパしたことが、お付き合いの発端と言われているが、この点はA家ご両親のケースのデジャブだ。

その後、婚約者がご令嬢のご両親、即ちA家を初めて訪問したのが8年前。

晴れて、婚約の議にまで辿り着いたのが4年前。

しかしそれから、全く事態が進まない。

皇族の場合、納采の儀が執り行われることで正式婚約となるが、4年間も経過したが、その目処すら立たない。

むしろ、事態は悪化の一途なのだ。

 

しかしその間に婚約者の方は、不可思議なほどに華麗なキャリアを積み重ねている。

ICU卒業後、学生垂涎の超一流銀行に入行し、その中でも超エリート社員が集まる超一流職場に配属された。

しかしどんな風の吹き回しか(一部には、ボンクラのため激務についていけなかったとの説があるが)、そこから弁護士の道への転身を模索する。

すると日本でも超有名な法律事務所のお抱え見習い社員になり、その会社の支援で何とアメリカ大学への留学まで決まる。

その大学では、学園でたった一人の特別奨学生になり、提出論文は準優勝をとる。

ここまで煌びやかなキャリアなら、皇室のお嬢様と結婚するには十分だ。

尤も篠原常一郎に言わせると、これは全て、娘婿に「皇室の婿殿としての箔」をつけるために、A家が裏から手を回した結果らしい。

 

しかしそんなA家必死の縁の下の努力も、母親を含む婚約者の家庭環境のややこしさの所為で、全て無駄になりそうな雰囲気だ

婚約者とその家族を巡る様々なゴシップが、嫌になるほど噴出しているからだ。

当初はこの二人の結婚に好意的だった日本国民は、余りのスキャンダルにすっかりドッチラケで、とても祝福する気分にならない。

どうにもこうにも、この二人が首尾よく結婚に辿り着くことは難しい。

 

しかし良くも悪くも、あそこまで二人の濃密な関係が世間に知れ渡ったのだから、仮に結婚がダメになると、お嬢様だって「ハイ次」みたいな気持ちにはなれないだろう。

その時にお嬢様の新しい相方を探し出すのは、絶望的に困難だ。

お嬢様が絶世の美女だったり、気さくにお付き合いできる人なら、新たな恋が芽生えるかもしれない。

ただこのお嬢様の場合、10年以上に亘ってただひたすら、一人のオトコを思い続けてきたことが、日本中に知れ渡った。

そんなお嬢様を相手に、花婿候補として「私は如何でしょう?」と名乗り出る勇気ある男性はいるのだろうか。

お嬢様の年齢も、もはや三十路。

昔に比べれば結婚適齢期は遅くはなっているが、花も恥じらう年頃は過ぎ去っている。

そんな訳でお嬢様は、この結婚が破談になれば一生独身を覚悟しなければならない。

 

親として、そんな決断を躊躇する気持ちは分からないでもない。

そうは言っても、何とか二人を結婚させられないモノか。

今迄の自分の行状や、家庭教育の失敗を非難され、孤立無援に陥ったA宮殿下の悩みは、下衆の当方にも分かるような気がする。

しかしお気の毒だが、それも全て自ら蒔いた種。

皇室、皇統を守り抜くためには「泣いて馬謖を斬る」しかないだろう。

グッジョブ日本政府!台湾へのワクチン支援

武漢ウィルス対策では世界トップクラスの評価を受けていた台湾で、変性種ウィルス感染者が急拡大している。

航空会社の乗務員経由で、持ち込まれたと言われている。

早速、台湾政府を挙げて対策に取り組み始めた。

この場合に、最も素早く確実な効果が期待できるのがワクチン接種なのは、古今東西異論を待たない。

しかしこの時期までくると、世界的にワクチンが不足している。

当然ながら台湾政府も、ワクチン確保が思うに任せない。

そんなワクチン需給バランスから、世界各国の行動指針が見えてくる。

 

結論から言えば、日本が台湾へワクチン支援を決定した。

その内容は、国内で認可はしたが使用予定のない、アストラゼネカ品を融通するもの。

台湾は今まで、そのアストラゼネカワクチンを使用している。

6月4日、第一弾の124万回分が、台湾に到着した。

台湾の人口は23百万人くらいだから多くはないが、韓国が4兆円以上のお土産を出しても、アメリカから入手できたのが55万回分だったを考えると少なくはない。

 

台湾にとって最も頼りになるはずの、兄貴分国家アメリカは、

 ・先ずは隣国カナダとメキシコ

 ・次はQUAD四カ国

 ・ついでに文在寅から物乞いされたので、韓国軍人だけに55万回分融通

 ・支援したいが台湾分はない、スマン!

 

中国

 ・台湾が交渉中のドイツメーカー分を横取りして邪魔

 ・中国ワクチンを融通するから大丈夫

 ・日本からの融通には、余計なことするなとイチャモン

だったが、台湾国民は「中国製?そんな物騒なモノ絶対にヤだ」と拒絶反応を示す。 

と言う訳で、蔡英文政権相手にヒステリーを起こしている。

 

韓国

 ・ウリは既に一人当たり2.7回分を確保しているニダ

 ・アメリカが融通を百万回分に増やしたニダ(と欣喜雀躍)

 ・だけどそれは韓国軍人分だけニダ

 ・韓国も台湾同様に、アストラゼネカワクチンを使用中ニダ

 ・それなのに日本が台湾を依怙贔屓するのは怪しからんニダ

と、ギャーギャーギャーの火病発症中だ。

 

日本でも、日本が台湾を支援することを快く思わない連中がいる。

日本で使用しないアストラゼネカワクチンを、台湾に融通するのは偽善との理屈だ。

しかしこの連中がどう言い繕おうとも、これは中国への慮りだ。

このまま日本と台湾間の関係が深まれば、中国にすれば目の上のたん瘤が大きくなる。

中国のご機嫌を損ねたくない一心で、日本の好意に難癖をつけているのだ。

 

しかし冷静に考えて欲しい。

日本に災害が発生した時、福島原発事故が発生した時、真っ先に支援の手を差し伸べたのは台湾だ。

戦前の韓国、台湾と日本の関係は同じだったが、その後、韓国は世界一の反日国家、台湾は世界一の親日国へと変わっていった。

隣近所で、困った時に真っ先に駆け付け協力してくれる家と、常日頃文句ばかり言ってカネを強請る家の、どちらと付き合いたいかは考えるまでもない。

 

今の国際環境は民主主義対専制主義の対立が、抜き差しならないレベルに至っている。

そこで日本が置かれた立場は、民主主義国家群の一員として、如何に中国の軍事的脅威から国家を守るかが喫緊の課題だ。

バランサーを自称して蝙蝠外交を繰り返した挙句に、両陣営から不信感を持たれて進退窮まっている韓国の現状は、日本が最も避けるべき姿だ。

 

日本にも、中国との経済交流重視を理由に、米中双方にいい顔をする外交を唱える日経連や経済人がいる。

しかし、いくら日本企業が中国国内で利益を上げても、それを使えるのは中国国内に限定されている。

決算上は利益を計上しても、日本国民には絵に描いた餅に過ぎない。

それでも中国を重要視しなければならないと言うのは、いずれは中国に頭が上がらない隷属国家になることを求めているのと一緒だ。

まるで宗主国・中国に対する、属国・韓国の立場が現実になる。

そんなこと、頭から爪先まで御免蒙りたい。

 

対中国包囲網で台湾の占める役割は、過去のどの時代よりも大きくなっている。

その台湾が、武漢ウィルス再発の中で、ワクチン入手に悩んでいる。

日本のワクチン国内必要量は、ファイザー製とモデルナ製で賄うことが可能だ。

ならば今、困っている親友国家を助けるためにために、使用する緊急性のないアストラゼネカワクチンを台湾に融通することを躊躇する理由はない。

日本がワクチンを余分に確保していたことで、日本と台湾の友好と親善が強化されれば、世界的災厄だった武漢ウィルスの唯一の世界貢献だ。

 

惜しむらくは日本医師会が非協力的で、ワクチン接種ペースが上がらなかったことだ。

しかしここに来て、集団接種や職場接種を強化することで、急速に接種が進んでいる。

総合的に見れば、日本政府GJ!

今後日本と台湾との国際協調が進めば、それがアジアの安定や躍進につながるはずだ。

大坂なおみ騒動への下衆の勘繰り

記者会見拒否で騒がれた大坂なおみは、結局全仏オープンを棄権することになった。

もちろん彼女の会見拒否発言の後始末だ。

 

この大坂に対して、全仏オープン主催者は15千$の罰金を課した。

当初の大阪は、主催者の批判に対してエラク強気で、挑発的なTweetをしたり、罰金はチャリティに使用を要求したりしていた。

ところが主催者側が、四大大会出場停止をちらつかせると、威勢が良かった初日と打って変わって、最終的には棄権を選んだ。

 ・しばらくツアーを離れる

 ・全米オープンに勝った後から、鬱病を発症していた

 ・人前で話すことがストレスだった

らしいが、それなら最初から「心の病気で人前に立つのが難しい」と言えば良かった。

 

ただ今回の措置は、大坂にとっても主催者にとってもウィンウィン。

と言うか、痛み分けの結果になる。

ツアー主催者は、集客力のある看板選手がこれ以上傷つくことと、今後の大会に出場禁止させなくて済んだ。

大坂は、振り上げた拳をソッと収める時間的余裕を与えられた。

次の大会に出場する時は「治療の結果、心身ともに健康を取り戻しました」と、麗しい復活劇を演じればよい。

損をしたのは、大坂の活躍で商品の売上げ増を期待していたスポンサーだけ。

 

大坂にとっては、四大大会の出場禁止は、それほど大変なダメージになる。

何せ大成功者で大金持ちになった彼女の飯のタネは、全米オープン全豪オープン覇者の看板だからだ。

この大会に参加できなければ、大坂なおみの商品価値は大暴落するから「選手のメンタルへの配慮」など、泣き言を言っている場合ではない。

 

この間の大阪の行動には、賛否が分かれた。

少なくともネット界隈では「そんなに記者会見が嫌なら、トーナメントに出なきゃイイだけの話」と、圧倒的に反対派が多かった。

数少ない賛成派も、

 ・選手ファースト

 ・嫌がる選手を無理やり会見場に引き出すのは人権問題

 ・政治主張が明確な大坂を尊敬

みたいなものだった。

 

ところが大阪が鬱病をカミングアウトすると、今度は大坂擁護派が増える。

ツアー主催者も今後の大坂支援を約束するし、ほぼ全部が大坂の体調を心配するコメントばかりになった。

 

また前日には大坂の姉が、

 ・苦手な全仏オープンを前に妹がナーバスになっていた

 ・記者会見で「苦手な全仏」を聞かれることを嫌がっていた

ことも明らかにしている。

今回の大坂の発言は、別に政治体な立場や、選手の権利などと大袈裟なモノではない。

単に苦手なメジャーの全仏オープンを前に、鬱病で精神的に不安定になり、記者会見に出たくないと駄々をこねただけのものだ。

 

そんなことを知らないマスコミは、挙ってそれまでの大坂の発言の数々を「なおみワード」などと持ち上げていた。

しかしそれは、テニスは上手いが人間的には全く未熟だった大坂が、その精神の不安定さから発する言葉を、勝手に拡大解釈していただけだった。

それもまた、きっと大坂を追い詰めていたはずだ。

敬意をこめて言えば、大坂は「典型的なテニスバカ」なのだ。

 

そうでなければ、支払った罰金の使用について差し出がましいことを言うはずがない。

交通違反で罰金を取られた人が「私が払った罰金は交通遺児救済に使って」などと口走れば、常識を疑われるだけだ。

BLM運動への賛同で、政治意識が高いアスリートと思われてきたが、それも自分が差別されたとの被害者意識からで、それ以上の深い理解があるとは思えない。

そんな大坂を、あたかも黒人差別反対の闘士のように扱い、今回も積極的に大坂擁護を主張していた人には、とんだ梯子外しだ。

 

大坂が鬱病なら、何よりもその治療が最優先だろう。

2018年全米オープンに勝った後に発症したらしいから、あの白人イケメンコーチと別れたことが影響しているのではと思う。

大坂は、恋しいサーシャが自分に振り向いてくれないのは、黒人差別の所為と思い込み。BLMにのめり込んだのかもしれない。

テニスプレイヤーとしては、頂点を極めたのだから鬱病になるはずはない。

下衆の勘繰りに過ぎないが、恋煩いが原因だと思うと辻褄があう、

まるで余計なお世話だが。