昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

第一回目ワクチン接種完了

老体に鞭打って出向いたG7が終わり、忙しく帰国した菅義偉首相を待っていたのは、野党による内閣不信任案。

しかし伝家の宝刀と言われたこの法案は。いつの間にか鈍刀となっている。

何せ、いくら野党が力み返って「不信任だ!」と絶叫しても、政権には何の痛痒もなく脅威ともならない。

今回もまた予定通りに粛々と否決され、立憲民主党枝野幸男共産党の志位は「野党四党の結束が確認されて良かった」と負け惜しみ。

こんな茶番劇を見せつけられる国民は、真に不幸だ。

 

そんな内閣不信任案が国会を騒がせているのとちょうど同じタイミングで、当方は第一回目のワクチン接種に向かっていた。

市内では大病院の一つが公共施設を借りて、大々的にワクチン接種を請け負っている。

そんな努力のお陰で、ここに来て我が町でも、急ピッチでワクチン接種が進んだ。

この日の電話予約では「10分前までには必着」と厳しく伝えられていたので、用心して30分前に到着した。

 

すると受付で愛想の良いお兄さんが、予約時間の前なのにあれこれ手続きを済ませて、そのまま接種会場に行くように促された。

そこにかなりイカツイおじさん医師がいて、簡単な問診の上あれこれ注意事項を説明。

「今晩、少し痛くなるかもしれない」

「痛くなければ風呂もOK」

「今日だけは酒を控えること」

「三日後に発熱したり、注射跡が痛くなる人もいる」

 

終わってそのまま奥へ進むと、今度はおばさん医師が「ジャア、ここに座って」と、医師から90度角度に置かれた椅子を指さす。

注射前の定番質問「アルコールアレルギーは?」と聞かれ「ありません」と返事したら「では」と即チクリ。

少々緊張していたが、思いのほか痛くない。

見事な流れ作業で接種が終わると、次のステップで予約票に一回接種終了済みシールを貼られ、二回目の予診票を貰う。

そして定員約30人の前期高齢者集団の待合室の椅子に座って15分、これにて本日の第一回目ワクチン接種完了となった。

 

全く、案ずるより産むは易しで、大山鳴動してチクリ一回!

待たされることもなく、順調そのものだった。

しかも最後には病院側から前期高齢者の一人一人に、人間ドックごと介護老人ホームのパンフレットまで渡される用意の良さだ、

 

これだけの国民総参加の国家プロジェクトなのに、個人の費用担当はタダ。

ファイザーやモデルナから確保したワクチン代も半端ではないし、接種実行のために医師や看護師などを動員したのだから、人件費も莫大のはずだ。

しかもそれは日本だけでなく世界中が蒙った被害で、その全てが中国発ウィルスの所為なのだが、肝心の中国はそれを隠蔽し、且つ臆面もなく責任転嫁を図る。

中国の罪は世界史レベルとして語り継ぐであり、中国の脅威が今回のG7で共通認識となったのも当たり前だ。

その作業がなければ、中国、そして中国共産党は世界の災厄として居残り続ける。

 

武漢ウィルスに所為で、それをこの歳で確認するとは。

唯一の救いは、東京オリンピック開催をG7が全面支援するなど、世界中が結束して武漢ウィルスに立ち向かっていることだ。

 

第二回目は約三週間後。

この時の方が副作用発生は多いようだが、兎にも角にも一山超えた感がある。

今後は接種年齢が下がり、11月までには希望者全員が抗体保有者となる。

個人的に長かった武漢ウィウスとの戦いも、二年で終章だ。

日本とアメリカ、ついでに韓国

些か旧聞に属するが、日米首脳会談、米韓首脳会談の昼食の違いが話題になった。

 

1月発足のバイデン大統領が、最初の外国首脳との会談に選んだのが、我が日本国、菅義偉首相だった。

その時のパワーランチの献立が、ハンバーガーだったのだ。

何事にも日本を過度に意識している韓国は、これを以て「アメリカが日本を軽視している」と大喜びした。

外国の賓客にハンバーガーを提供するのは、相手を重要視していないとの見方だ。

 

随分とハンバーガーに失礼な話だと思うが、確かにハンバーガーは代表的ファストフードなので、日本的な「オ・モ・テ・ナ・シ」精神とは違うような気もする。

しかしこれも考え方で、アメリカ大統領が実にフランクな人柄で、親しみと効率を第一に考えたと言えなくもない。

丸い豆腐も切り様で四角で、何とでも解釈は可能だ。

 

ただこの問題点は、実は別のところにある。

ガースー首相は、このハンバーガーに一切、手を付けなかったらしい。

「会談に熱中して、食べることを忘れた」がガースーの言い訳。

確かにガースーは外国訪問の実績は少なく、時差ぼけの老いた身に、アメリカ流のバカでかいハンバーガーを出されたら、食欲もなくなるだろう。

大いに同情するが、だからと言って一口も食べないのは、良いマナーとは言えない。

 

アメリカ人は、食べ物を残すことは多い。

何せ食べきれないほどの量を給仕するのが、当たり前のお国柄だ。

だからレストランでは、食べ残しを持ち帰るのは普通の習慣で、そのためのお持ち帰り箱まで用意されている。

だから食べ残しても問題はないが、出されたモノに全く手を付けないのは、如何にも気に入らなかったことを意味して、ホスト側に余計な心配をかける。

ガースーは多少無理しても、ハンバーガーを頬張るべきだった。

 

但し、このような事態を引き起こした責任は全て、アメリカ側にある。

重要な首脳会談を前に、ホストはゲストの嗜好を事前に確認しておくべきだった。

これが逆に、日本がホストでアメリカがゲストなら、日本の優秀な官僚たちは事前に、ゲストの好みを調べるはずだ。

マア、こんなデリカシーが欠落しているのも、アメリカ人の特長の一つではあるが。

 

そんな気が利かないアメリカへの不安感からだろうが、韓国・文在寅は、聞かれてもいないのに自らの嗜好をアメリカに伝えた。

日本人的には、ゲストとして招待されたのに、相手に「ハンバーガーは嫌で、海産物が好み」と伝えるのは厚かましいと思う。

日本は、韓国の自己顕示欲と自己主張の強さに辟易としてきたので、韓国のこんな振舞いに「またか」と呆れる。

外交の世界でも、公然と食事の内容を要求するのは、やはり世間知らずだ。

 

こんな我が儘を言う発展途上国専制国家は、国際的には多数存在する。

韓国もそんな国の一つであり、先進国としての気品は欠落している。

そんな態度を厚かましいと思うか、あるいは率直な物言いととるかは、当事者の人間関係に尽きる。

文在寅人間性如何で、韓国は愛すべき国家か、はたまた三流国家かが判断される。

そしてその諸々の答えが、ハンバーガーではないが、クラブケーキだった。

 

韓国は、これを以て大喜びだった。

ガースーはファストフードだが、ウリはクラブケーキで、これで難っくき日本を出し抜いたニダ。

偶にプライムニュースに出演する恵泉女学院大学の李泳采は「クラブケーキはアメリカの高級料理なので、文在寅を大事にした証拠」と手放しの喜びようだった。

そしてその写真がこれ!

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ガースーのハンバーガー昼食と比較して、果たしてどちらに軍配が上がるのか。

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アメリカでクラブケーキなど食べたことはないが、どう見ても豪華なパワーランチには程遠いのに、こんなモノで国を挙げて万歳三唱するなんて、お里が知れる。

 

韓国のオモテナシもまた、アメリカ同様に大量の料理が並ぶ。

韓国の場合は、ゲストがこれを全部食べてしまうと、ホストは料理が不足したと思うらしく、残すことが礼儀らしい。

そしてそれは次のゲストに、こっそり再利用される。

そんな韓国流の食感覚では、今回のクラブケーキ接待は物足りないはずだ。

おバカさんの韓国は、「高級」クラブケーキなどの幻想に酔いしれる場合ではない。

 

もう一つ、アメリカ人は親しみの表れとして、お互いをファーストネームで呼び合う。

それは大統領に対しても一緒で、今回の日米首脳会談では、今後は「ジョー・ヨシ」関係で行こうとなったらしい。

相手を慮る日本には、こんな風習はない。

しかしそこは日本人の融通無碍さで、昔からアメリカ人と付き合う時はファーストネーム関係を受け入れてきた。

歴代のアメリカ大統領と日本総理大臣も「ロン・ヤス」「ドナルド・シンゾー」と呼び合ってきた。

 

しかし韓国大統領を相手に、このファーストネーム交換がなされたとの話を聞かない。

韓国は儒教の縛りが強く、長幼の序は最優先事項だ。

年配の人物をファーストネームで呼ぶなど、ありえないことなのだろう。

また文在寅に対して「ジョー・ヨシ」に匹敵する省略形が見つけにくい。

「ジョー・ジェイン」では、真に収まりが悪い。

 

長らく、日本のお国柄は国際化に不適との指摘が、主としてサヨク界隈から流された。

しかし日本人は持ち前の改善精神で、その弱点を一つ一つ克服してきた。

ところが、お隣さんの韓国は厚かましさだけは飛び抜けているが、日本以上に国際化しにくいお国柄だ。

何より、全く自分を客観視できない夜郎自大ぶりでは、諸外国から信頼される国になることはできない。

クラブケーキ接待如きで溜飲を下げる、幼稚な精神構造が世界の笑い物だ。

日本に対する狼藉だけでなく、アメリカにもヨーロッパにも悪態を行き続ける韓国の、国としての将来性は真っ暗だ。

最終的には北の将軍様に傅いて、チャイナの属国として生きるしかない。

 

Would you plese look at ザマァ!

ザマァご覧あそばせ!

菅政権の対韓国政策はとっても素晴らしい

菅義偉政権には、言いたいことがたくさんある。

とりわけ首相の国家観がどこにも見えないことは、不満を通り越して不安にすらなる。

 

菅政権の武漢ウィルス対策は、世間ではバッシングの対象となっている。

しかしこれに関しては、批判している連中に対策や妙案がある訳ではない。

結果論で、イチャモンをつけているだけだ。

誰がやってもうまくいかない流行病対策として、ワクチン獲得と接種拡大の目処をつけたのだから、客観的に見れば菅政権はよくやっている方だろう。

 

もう一つ、菅政権の政策、方針を全面的に賛成できるモノがある。

それは対韓国の外交方針だ。

この間、揉め続けている二国関係だが、菅政権は「賢者の一つ覚え」のように「この間の問題については、韓国政府が適正に対応するように」と要求する姿勢を変えない。

 

「悪化した日韓関係を改善しよう」と、韓国の閣僚や日本のサヨク評論家どもが、何だかんだと解決策や日本からの妥協案が提示してきた。

しかし菅政権は、その全てをシカト。

馬耳東風、馬の耳に念仏、韓国のツラにショ○ベンだ。

そこで韓国民には「(名誉ある)我が国がこれほど対話を呼び掛けているのに、日本が悉く無視している」と不満が高まっているらしい。

身勝手極まりない内容の提案を、臆面もなく押し付けながら「韓国が日本に対話を呼び掛けている」とは片腹痛く、開いた口が塞がらない。

しかし徹底した反日教育と強大な大統領権限を利用して、親日罪まで作り上げ遡及して適用することで、国内親日派を徹底的に弾圧する韓国だ。

そんな環境下にいる韓国民が、頓珍漢発言をするのはやむを得ない。

腹は立つが「馬鹿に付ける薬はない」のだから、日本人としては韓国の反日感情を上回るレベルの冷静さで、完全無視するに尽きる。

 

問題は日本側にある。

韓国大好き、日本大嫌いなマスコミの論調は「韓国にも問題がないわけではないが、韓国は重要な隣国なので、日本は話し合いの場につくべき」だ。

今まで何度も騙され煮え湯を飲まされてきた日本に、更なる大人の対応を求めている。

また、日本は「韓国を植民地にして」大迷惑をかけたことへの、反省と謝罪が足りないとのイチャモンも韓国の主張と共通している。

これらは、韓国流の日本への無理筋のライバル意識、過度の劣等感、被害者意識に拠る、韓国の歴史認識を正義とする意見だ。

そんな韓国民と韓国大好き日本人と、真っ当な日本人との間では、未来永劫信頼できる点や考えが一致するコトはない。

幸いにして今の日本には、過去にないほど嫌韓意識が強くなっている。

日本が好きな韓国人と韓国が好きな日本人は、各々20%以下だ。

大袈裟に言えば、韓国に日本人が好きな奇特な韓国人はいないと言い切っても良い。

逆もまた然りで、日本の嫌韓意識もやっと、韓国レベルにまで成長した。

 

そんな日韓関係だからこそ、菅政権の対応は実に見事であり、且つ壮快だ。

とにかく、韓国が何を言ってもやっても、全く動かない。

ひたすら「ボールは韓国にあるから、具体的な打開策を出すのは韓国政府の責任」と繰り返すだけだ。

今までは、ウソでも無理筋でもゴネ続けたら、最後は日本が妥協することが予定調和だった韓国は、日本がこんな対応に終始されると打つ手がなくなる。

 

しかし韓国から頭を下げるとか、あるいは妥協案を提示すると、反日国民感情に凝固まっている韓国民から見放されてしまう。

韓国は、国内経済政策も外交も失政続きで、進退窮まっている。

アメリカにも愛想をつかされ、中国には頭が上がらない。

悲願の北朝鮮との南北対話も、肝心の北朝鮮が振り向いてもくれない。

そして最後の最後の頼みの綱、日本からはまるで相手にされない。

 

全ては韓国と文在寅の身から出た錆!

日本にとっても、今迄の韓国の日本への所業を見れば、同情の余地など皆無だし、その必要性もない。

やはり明治時代の大賢人、福沢諭吉大先生の教え、非韓三原則を順守するべきだ。

菅政権に満足しているわけではないが、対韓国の外交方針がブレないことで、辛くも合格点をつけられる。

何言ってんだい、オリンピックはやることが決まっているの!

東京都知事選の常連、即ちいつも落選している候補者、宇都宮健児東京五輪中止のアンケートを始めたところ、なんと30万人以上が賛同したらしい。

宇都宮支援の中核部隊は、実質的には日本共産党だ。

日本共産党は、旗幟鮮明に東京オリンピック反対だし、五輪中止を政権批判の突破口にしようとしている。

極めて政治的行動なので、中止でどれほどの経済的ダメージがあろうと構わない。

むしろ国内に政権への不満が高まれば、共産党躍進には有利になる。

五輪を中止に追い込むことは、見事に日本共産党の利益に叶っている。

 

これに遅れて竹田恒泰が、五輪開催支持アンケートで対抗したが、こちらは今までに約10万人が賛成した。

斯く言う当方も、竹田賛成の投票をした一人だ。

基本的に宇都宮支持は野党派、竹田支持は与党派に大別される。

 

但し、五輪開催を支持しようとしまいと、東京五輪は開催されることが既定の事実でああり、実は至って当たり前なのだ。

当たり前なのに改めて「開催しよう」とぶち上げても、なかなか緊迫感が伝わらない。

当たり前なのを否定、反対する方が、遥かに注目を集めるモノだ。

それが、30万人対10万人の差の一つの原因だろう。

 

近所の年寄りがブログで、五輪中止を訴えていた。

彼によると、

 ・五輪を強行すると感染拡大の恐れが高くなる

 ・そうなると政権は崩壊し野党の政権交代になる

 ・今の野党に政権能力などないので、日本が大混乱に陥る

 ・よって与党は五輪を中止するべき

 

要は、

 ・五輪開催は武漢ウィルスの感染拡大になり、政権交代が起きる

 ・しかしその野党は信頼できず。政治を任せることができない

 ・だから五輪を中止して、政権維持を図って欲しい

と、そんな構成だが、たったこれだけでもその論理には内部矛盾がある。

 

東京五輪を開催すれば、何故必ず武漢ウィルス第五波が発生するのか?

そんな因果関係が明白なら、現在行われている観客入りのスポーツの全てを即刻禁止するべきだ。

変性種が発生すれば、仮に五輪を中止しても第五波が襲来するかもしれない。

 

また、第五波が起きれば、何故政権が崩壊するのか?

彼自身も、政権を任せられないと、野党を全く評価していない。

それは彼だけの考えではなく、日本国民の総意でもある。

五輪開催で感染者が拡大しても、だから野党に政権を任せようなどとはならない。

 

そもそも五輪を開催すれば感染が拡大するとの思いは、あくまで推測の域を出ない。

しかし中止した場合の損害は、これは現実の数字だ。

その額は、およそ2兆円と見做されている。

だから政権は、この損害と感染リスクを比較した上で、万全の感染対策を取れば五輪開催は可能と判断したものだ。

 

国際的見地からも、世界中が武漢ウィルスの災厄に苦しんでいる時、日本が五輪を開催できるのか否かは注目されている。

敢えて言えばこの開催には、日本の国際的威信が掛かっている。

幸いにして決定権のあるIOCは、東京大会開催の方針を変えていない。

そんな中で、日本共産党宇都宮健児のような中止要求は。現実としてはあり得ない世迷いごとに過ぎない。

武漢ウィルスを恐れる余り、感情的に中止要求していた勢力も、そんな空理空論が分かってきたようで、直近のアンケートでは開催賛成派が多数となった。

 

因みに反日命のはずの立憲民主党は、本音は五輪反対なのだろうが、世論の反発を恐れて、今一つ共産党ほどの腰のスワリが見られない。

反日の総本山、お隣サンの韓国は「地図に竹島があったから、絶対に五輪ボイコットするニダ!」のはずが、開催時に文在寅の来日なども噂されている。

反対派がこんな日和見では話にならない。

東京五輪に反対の輩には「何言ってんだい、オリンピックはやることに決まっているの!」と啖呵を切って、ハイオシマイだ。

朝日新聞の値上げ発表

朝日新聞が音を上げたようで、値を上げると発表した。

7月分から朝夕刊セットで毎月4400円になる。

因みに当方の愛読紙産経新聞は、朝刊だけだが3034円。

元々夕刊なんて不要と思っていたし、現に産経の朝刊だけで情報量は充分だ。

そんな観点から見ると、値上げ後の朝日新聞は割高に感じる。

 

この話は早速ネット界隈を騒がせ、二年前の消費税率アップの時の朝日新聞の全面広告がやり玉に挙がった。

新聞は軽減税率が適用され、値上げをする根拠などないにも拘らず「朝日新聞は値上げをしないで頑張ります」と、ドヤ顔を決めた広告だ。

こんな馬鹿げた自慢は、それ自体が嘲笑の対象でしかないが、後々値上げしないとやっていけなくなった時には、今度は揶揄の対象となる。

昔から記事の捏造体質があったことを自己批判した朝日新聞だが、この幼稚な行動は、今に至っても真面な人材がいないことの表れだ。

 

いずれにしても、商品を値上げすることは、企業にとっては乾坤一擲の勝負手だ。

僕は会社員時代、長らく営業の仕事に携わった。

その業務で一番苦労したのが、価格改定作業だった。

値上げも値下げも両方とも大変だが、基本的に顧客にとって値下げはウェルカムだが、値上げはノーサンキュー。

どうしてもハードネゴになる。

 

ただ僕は生産財の営業担当だったので、消費財とはずいぶんと勝手が違った。

生産財の場合、相手は常連客であり、取引は繰り返し注文を前提にしている。

そのために供給側も、取引先は長期的に信頼し合える客を選ぶ。

老若男女を問わず、自社製品を買ってくれるならば顧客を選ばない消費財とは営業のやり方が違う。

生産財の顧客は、予めその場所も相手もはっきりしているが、消費財顧客は基本的に通りすがりだし一回勝負だ。

 

それが端的に表れるのが、製品値上げのやり方だ。

消費財は、一片の値上げ通告で終わりだ。

食堂の値上げは張り紙一つだし、それは今回の朝日新聞も同じだ。

電化製品や車は、基本的に販売中での価格改定はないが、モデルチェンジと称して新製品売り出しと同時に、こっそりと新価格を適用する。

消費財値上げは問答無用であり、嫌なら買わなければ良い話だ。

 

一方の生産財の場合は、顧客が納得してくれなければ値上げが達成できない。

だから先ず、徹底的に値上げの理由、必然性を訴えることから始まる。

相手が了承してくれるまで、延々と顧客との交渉を続ける。

この交渉が決裂すると、途端に供給側は顧客を失うことになり、顧客は安定した仕入れ先が消滅することになる。

これは双方にとって一大事なのだ。

だからこの交渉は、どんなに短くても半月、長ければ数か月間もかかる。

 

今回の値上げに関して報道機関を称している朝日新聞は、一応はあれこれ理屈を並べている。

しかし、その値上げの諾否の最終的な判断は、購読者になる。

結果は、値上げを受け入れて購読を続けるか、これを切っ掛けに止めてしまうかのどちらかだ。

三者には、ちょっとした見ものだ。

 

ついでに言えば、談合値上げは独占禁止法で禁止されている。

だからこの値上げの方針は、朝日新聞独自の経営判断(のはず)だ。

ただ今までの新聞の値上げでは、どこかが先鞭をつけると、数か月後に他の新聞社も追随してきた。

まさか水面下の合意などはないと思うが、どこか一紙くらいは、気骨を見せればその新聞社への信頼感は高まると思うのだが。

 

尤も、読者の新聞離れは深刻だ。

朝と夕方にしか情報が取れない新聞に比べ、ネットは四六時中閲覧が可能だ。

テレビも新聞も偏向報道を繰り返したために、記事そのものへの信用もなくなっている。

自業自得の挙句に経営が行き詰まり、その打破策が製品値上げ。

これは壮大な自爆であり、そのトリガーになるのが、今回の朝日新聞値上げ発表だ。

ワクチン接種の是非

来週には、第一回目のワクチン接種となる。

 

国内ワクチン接種事情は、ここに来て様相が一変している。

アッと言う間に、前期高齢者の20%以上が第一回目を終えた。

 

今回の流行病(はやりやまい)に関しては、日本のマスコミは常に政府の無策ぶりが批判した。

台湾やニュージーランドが強力な防疫体制で、武漢ウィルスを抑え込んだのに比べると、日本のやり方は隔靴掻痒だ。

しかもマスコミは、大好きなお隣さんがPCR検査とK防疫で武漢ウィルスを克服したと、日本との違いを際立たせたような報道を繰り返した。

日本は、感染者がさほど多かったわけではない。

死者に至っては、世界中のどの国よりも少ない。

にも拘らず、日本の防疫は失敗と決めつけた悪口三昧で、それに従って菅政権の支持率は低迷した。

 

ワクチンに関しても一緒だ。

背に腹は代えられないようなパンデミック環境の中で、イスラエルやイギリス、アメリカがワクチン接種を進めると、患者が激減した。

すると途端に、先進種国の中で日本だけがワクチン確保に失敗したと言う。

またワクチン確保が伝えられると、今度は注射器不足を指摘される。

PCR検査には異常に熱心だが、ワクチンをほとんど手配できていないお隣さんは、何を考えたのか注射器だけは大量に確保していた。

注射器だけあっても、ワクチンがなければ何の意味があるのか?

相変わらずお隣さんのやることは訳が分からないが、日本のマスコミだけには受けが良い。

 

と、とにかく政権の足を引っ張る論調ばかりだった。

 

確かに菅政権は、感染者が増えると慌てて緊急事態を発令した。

一部には、小池百合子東京都知事の動きを制するためと言われるが、こんな付け刃政策が上手くいくはずはない。

その後、感染者が減ったので解除すると、皮肉にも直後から第三波が襲来する。

すると、まん延防止条例を新設するが、それでも感染スピードが止まらない。

一か月ほどで、またまた緊急事態を宣言するドタバタ劇を演じた。

こんなヨロヨロ政策を繰り返しでは、政権への信頼感はなくなる、

感染者数増に反比例して、政権支持率は発足以来最低になっていた。

 

そんな中で、菅政権逆転の切り札の、ワクチン接種の大号令が発されたのが4月だ。

菅首相がファイザ―社との直接交渉で、5千万回分のワクチンを確保したのが大きい。

ここから一気に、ワクチン接種への期待が高まる。

すると今度は。マスコミはワクチンのリスクを伝え始めた。

何でも、必要な臨床試験を飛ばした緊急施策なので、後遺症の検証がなされていないらしい。

マスコミやサヨク陣営だけでなく、一部の保守論客もこの意見に同調している。

 

肝心のワクチン接種は、それなりに進んではいたようだが、高齢者から始めたので世間的には地味な動きになる。

多くの人は、ワクチンを待ちかねているのに、自分の番がいつになるのか分からない。

「笛吹けど踊らず」

正確に言えば「笛の音が聞こえ難いので、踊りようがない」状況が一か月続いた。

そんな当方にも、5月初旬には案内書が送らられてきた。

ただそれも「もう一か月後に予約可能になる」との説明だけで、全くの拍子抜け。

 

ところがこの5月中に、そんな事態が一気に大きく変わった。

先ずワクチン量に関しては、全く不安がないことが分かった。

要は、おとなしく待っていれば、いずれは摂取できることが知れ渡った。

注射器不足など、今や誰も口にしない。

接種の打ち手不足も、カネが貰えると分かった途端、医師会が協力的になった。

 

それが現在の、一日百万人以上にまで及ぶ接種拡大となっている。

これで文句を言えば罰が当たる。

 

唯一残った問題点は。ワクチンの後遺症だ。

ワクチンの効果は、既に接種が進み、昔の喧騒を取り戻した諸外国を見れば明らかだ。

しかしそれらの国で後遺症があったのかどうかは、まだかなり先にならないと分からない。

だからワクチンを恐れる人たちの気持ちは、分からないでもない。

そんな人は、ワクチン接種をしなければ良い。

ワクチン接種で多くの人が感染しなければ、ワクチン接種をしなくてもリスクは減る。

後遺症の心配もないから、良いこと尽くめだ。

ただワクチンを接種した人に比べれば、感染リスクは高い。

結局は全て自己責任。

 

当方は、迷うことなく数日後には、ワクチンの第一回目を接種する。

そして約三週間後の二回目接種で、晴れて武漢ウィルス対策が完了する。

ここまで感染対策を薦めてくれた政府に、感謝感謝の思いだ。

メルカリ出品は罪なの?

近所に大人気ラーメン点がある。

いつも長蛇の列ができ、一時間待ちはザラのようだ。

僕もたびたび利用しているが、確かに美味い。

しかも単に美味いだけでなく、ラーメン価格も世間相場に比べればかなり安い。

 

そこの店主は最近YouTubeに熱中し、ラーメンだけでなく人生の蘊蓄を傾けている。

始めて間もないのに。チャンネル登録者が20万人を超えた。

またTwitterでの情報発信にも積極的で、SNSを商売繁盛につなげている。

しかし、儲けは本業からだけで良いと、SNSの収益の全てを地元の施設や団体に寄付するカッコ良さだ、

緊急事態宣言もものかわ、通常営業を宣言し賛否両論が巻き起こった。

勿論ファンは大賛成派ばかりで「遅くまで働く者の味方」と褒め言葉が並んだ。

こんなトップの積極的な姿勢が、ファンにはたまらない魅力のようだ。

単なるラーメン店主にとどまらない縦横無尽の大活躍で、公私ともども絶好調。

それが更にこの店の評価を高め、人気に拍車がかかっている。

 

そんなラーメン屋がファンやフォロワーへ感謝として、アメニティグッズを用意した。

都度抽選で当選者が決まるが、これがまた人気を呼び、客が集まっている。

今までもコースター、キーホルダー、ラーメン丼などを配っていたが、特に最近用意した帽子やパーカーは、街中で目立つので希望者が殺到しているからだ。

更に、直近の如何にも高価そうなラーメン屋ロゴ入りステンレスタンブラーは、店頭のガラガラ抽選機で当てないといけない。

Twitterでは、夫婦二人が連続して当たり球を出したと喜ぶ人もいれば、何度挑戦してもダメだと嘆く人もいる。

この店主はなかなかのアイデアマンで、何をやらせても商売繁盛につなげている。

 

このラーメン屋の公式Twitterに、あるフォロワーが「不届きモノがいる」と訴え出た。

何でも、ファン垂涎の的のタンブラーが、メルカリに出品されたと言う。

途端にファンからは、

 ・折角当たった商品で金儲けとは情けない

 ・社長の好意を無にするとんでもない行為

 ・ファンの風上にも置けない

と、猛抗議の書き込みが雨あられとなった。

 

店主も大きなショックを受けたようで、購入者を追跡したところ

 ・うちの店の客でした

 ・遠方で抽選に参加できず、どうしても欲しかったので購入したらしい

 ・迷惑をかけたのならと、返品された

 ・友情の記念品をして、店頭に展示する

との顛末になり、むしろ「雨降って地固まる」の結果になったようだ。

 

しかし如何にも美談になった感じのこの話だが、冷静に見ればおかしくはないか。

 ・このアメニティグッズは転売禁止ではない

 ・不要なものを販売することは不法行為ではない

 ・むすろ「勿体ない」精神から褒められてしかるべき

 ・「ファンなら手放すべきではない」との考えは自分の価値観の押し付け

 ・ファンは千差万別で、抽選で当たった商品への感情も違う

 

逆に、こんなものが売りに出され、しかもそれを購入したい人がいるのは、この店を人気の裏返しなのだ。

アメニティなんてコレクターには魅力的でも、無関心の人にとってはクズでしかない。

そもそも店側は、法的に転売禁止などできるのだろうか。

こんな時代なので店側も、アメニティグッズを提供したら、それが売られる可能性は予め想定しておくべきだろう。

 

それよりもメルカリの場合、個人情報保護の観点から、現在の取引は出品者も購入者も匿名で行われるのが主流のやり方だ。

それなのにこのラーメン店主は、購入者を探し当てている。

当方には、メルカリ規約は守られているのかの方が気になる。