昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

紀行

ロシア人って………

今年の夏には、身の程知らずにも、ロシア旅行を予定している。 訪問先はサンクトペテルブルグ。 ソ連時代はレニングラードと呼ばれ、有り難くもロシア革命の父、レーニンの名前を拝謁していた。 第二次大戦では、長期に亘る死闘の結果、ナチスドイツ弱体化の…

沖縄基地を全部移転したらどう?

沖縄の翁長知事が、「辺野古埋め立て許可の取り消し」を決めた。 基地反対派からは快哉を浴びているが、政府は埋め立てをやめる気はない。 最終的には裁判になり、結論が出るまでには長い時間が必要になる。 しかし法律的には、そもそも知事には工事を止める…

ノイスヴァンシュタイン城

19世紀、バイエルン王、ルートヴィッヒ二世の狂気が生み出した名城。 ロマンチック街道の終点で、大人気観光スポット。 尤も中国人観光客が大挙して押しかけるので、やかましいこと、この上ない。

ツァー旅行にさようなら

ザルツブルグのホーエンザルツブルグ城の観光を終えて、日陰で一休みしている時、隣に日本人の老人が座っていた。 暫くすると、この人の奥さんと思しき老婦人が城から戻ってきて、この老人と話し始めた。 「大丈夫?」 「ウン、休んでいたから大丈夫。」 ど…

スマホ紛失の顛末記

朝方8時過ぎに、ホテルのクラークから電話があった。 「Mr.○○,Good news!」と、声が弾んでいる。 昨日紛失した、妻のスマホに関する電話なのはすぐに分かるが、早口で聞き取りにくい。 すぐに受付に出かけた。 すると、「昨日の自分の届出に対して、先ほど…

ノイスヴァン・シュタイン城、ホーヘン・シュヴァンガウ城

土曜日のミュンヘンは晴れ。 この日は、今回の旅行の最大目的地、ノイスヴァン・シュタイン城を目指す。 朝5時半、ウェイクアップコールで目が覚める。 いつもより10分早く朝食、トイレもソコソコにミュンヘン駅7時53分発フュッセン行き電車に乗り込む…

雨のミュンヘン

ヨーロッパに来た当初は寒かった。 冬用のウェアを持ってきて大正解と喜んでいたら、一週間もしないうちに暑くなった。 ウィーンやザルツブルグでは、30度近い気温になり、今度は汗をかいてしまう。 体温調整が上手く行かず、結果として風邪を引いた。 そ…

キリスト教のエライ人

ザルツブルグ最後の朝は、雨模様。 11時チェックアウトなので、それまではすぐ横の公園を散歩。 その頃には雨も上がっていた。 この公園は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」で、マリア先生と子供たちが、行進しながら「ドレミの歌」を合唱した場所だ…

ザルツブルグ音楽祭

ホテルで、ザルツブルグ・チケットを購入。 27€もするが、これでほとんどの施設が入場料無料になる。 先ずは、モーツアルトの生家へ。 そこは天才モーツアルトが生まれた家で、日本語オーディオサービスで両親や姉とのエピソードがふんだんに紹介される。 …

サウンド・オブ・ミュージックの世界

もう50年も前に上映されたミュージカル、サウンド・オブ・ミュージックは、ここザルツブルグを舞台としている。 そしてザルツブルグを訪れる観光客は、先ず間違いなく、この映画の舞台となったザルツカンマーグートへと出かける。 我々夫婦も、全く例外で…

ザルツブルグヘ

まだ風邪が治りきっていないので、鼻がクシャクシャしている。 鼻水をすすりながら、デカイ荷物を引っ張り、オーストリア鉄道レイルジェットを利用して、ウィーンからザルツブルグヘ移動。 この地方では、最先発技術を駆使した鉄道だろう。 しかし日本の新幹…

異国で体調を壊すと

とうとう異国で風邪を引いた。 昨晩寝るときに、鼻がクシャクシャしていたので、それなりの用心したが、夜中に喉が乾いて目が覚めた時には、唾を飲み込むのが辛くなっていた。 それでも朝になればと淡い期待をしていたが、今度は両手が熱っぽい。 このまま眠…

ウィーン美術史美術館

ウィーンに来て初めて、バスを利用。 目指すはベートーベンの家。 同じ方向に向って、我々夫婦の前を中国人アベックが歩いていたが、彼らは入場料を払わず、入り口近くをうろついた後、帰ってしまった。 ここまで来たら中まで見たらとアドバイスしたくなるが…

ウィーン観光の二日目

昨日は一日中歩き回っていたので、疲労困憊。 10時間以上も寝ていたので、今朝はすっかり元気回復した。 起きてすぐメールをチェックしたところ、ウィーン滞在最終日のウィーンオペラ座のスタンバイチケットが入手できたと連絡が入った。 演目は、ベルディ…

シェーンブルン宮殿

音楽の都ウィーンの初日は、オペレッタ「こうもり」の鑑賞。 今まで一番馴染のある演目なので、ドイツ語で演じられても充分に理解できる。 しかしドイツ人観客は、足を踏み鳴らし、手を叩いて大笑いしている。 かなりアドリブの利いた作品のようだ。 翌日は…

ウィーンまでの苦労旅

葛城ゆきが熱唱した、「ボヘミア~ン」からは、何とも牧歌的なニュアンスが伝わってくる。 確かにチェコ共和国は、ヨーロッパの中でも田舎の国の匂いがする。 チェコ人もまた、田舎っぺ集団なのだろう。 そのチェコ人たちが、「田舎だけど風光明媚な町」と言…

チェスキー・クルムロフの夜は更けて

宿泊したホテルにバスタブがない。 シャワーだけだと疲れが取れないし、体が汚れたままの気分になる。 実はこの点は、日本人に共通の意識で、首までドンブリと漬からないと風呂に入った気がしない。 これは間違いなく、神道に影響された潜在意識と確信してい…

チェスキィ・クルムロフに到着

チェコでも屈指の観光地、チェスキィ・クルムロフと聞いて、チェコからオーストリアに向う途中で、二泊三日ので訪問した。 通常は日帰り観光客が多いようで、チケット手配が大変らしい。 三時間かかるが、鉄道よりも早いし、乗り換えも不要と聞き、バスを利…

プラハ・インターナショナルマラソン

プラハに来るまで全く知らなかったが、こちらの3日日曜日は、プラハインターナショナルマラソンが開催されることになっていた。 参加者が一万人にもなる、ヨーロッパでは良く知られた大会らしい。 その為日曜日は、午前9時から午後4時までは、町中の公共…

プラハ市内観光

今朝は先ず一番で、プラハの次の目的地、チェスキィ・クルモロフへの乗車券と、そこからウィーンまでの乗車券購入に出かける。 ところが、チケット売り場のはずのホテルに近いチェスクでは、当日分しか販売していないと言う。 係員に教えて貰った、バスのチ…

ドイツからチェコへ

ドレスデンを出発し、汽車でチェコのプラハを目指す。 一応ファーストクラスを予約したが、車両もボロだし、客筋もまるでパッとしない。 明らかに学生らしき集団が、間断なくビールを飲み続け、大声で騒ぐ。 窓から見える風景も、チェコに入った途端、一気に…

古色蒼然のドレスデン市

ドレスデン ベルリン駅では、DB(ドイッチェ・バーン)のラウンジを利用。 ドでかいドイツ人の男性が、甲斐甲斐しく給仕してくれるが、頼んだサンドウィッチは不味かった。 ドレスデン行きの電車は、定刻を五分ほど遅れてベルリンを出発したが、ドレスデン…

あのポツダム宣言の町、ポツダム市で

ベルリンに来て初めての青空。 陽気に誘われて、ポツダム市内見学へ。 地下鉄を利用して、その終点がポツダム駅。 およそ一時間はかかる。 列車を降りてコンコースをウロウロしていたら、若いオネエチャンが近づいてきた。 「どこに行く?」みたいなことを聞…

ペルガモン美術館

この日は、朝から雨。 結構な降りだが、ドイツ人の多くは不思議と傘を差さない。 雨の中を、少し早足で歩く程度だ。 昨日歩いたのが23千歩。 いつもウォーキングをしている当方には何てことないが、めったに歩かない妻は、かなりくたびれている。 別段何か…

ベルリンの壁

1989年ベルリンの壁崩壊は、東西冷戦終結の象徴だった。 僕の若かりし頃が、マルクス主義の最盛期だったかもしれない。 当時隆盛だったマルクス経済学の権威、向坂逸郎は、著書の「マルクス伝」で、「世界中の三分の一の国が、社会主義か共産主義国家に…

ドイツベルリン観光

二日目は、時差ボケも解消して、現地時間午前5時に起床。 6時半に、豪華な朝食をとろうと、エレベータを使うが、1階のボタンを押しても全く動かない。 故障に違いないと電話しようと思ったが、そのうちに別のエレベータが降りてきたので、それに飛び乗っ…

ドイツでも「義を見てせざるは勇なき也」

ドイツでの二日目は、どうしても午前3時に目を覚ます。 朝食に、日本から持ってきた好物のジャムパンを食べて、8時11分発のDBでベルリンへ。 ベルリン到着が午後1時19分なので、5時間以上の長丁場だ。 1コンパートーメントの定員は6名だが、最初…

旅の初日はフランクフルト空港泊

旅の初日は、成田空港からフランクフルトまで。 半日、12時間のフライト。 定刻は11時25分発だが、いつものことながら離陸までには時間がかかる。 飛行途中は、楽しみにしている機内映画を五本も見てしまった。 また機内食が、大幅に改善されている。 …

旅立ちのとき

4月24日。 現在は、空港のJALラウンジにいる。 約十ヶ月ぶりで、ヨーロッパに出かける。 昨年の旅で見過ごした、ノイスヴァインシュタイン城見学が最大の目的だ。 昨年は全く甞めていた。 ちょっとは有名だが、たかがお城。 近所のミュンヘンに宿泊す…

イタリア人って

イタリア人を、数多く知っているわけではない。 深く話し合って、理解しあえたイタリア人など、一人もいない。 だから、イタリア人を一括りにして決め付けるのは危険だし、不遜なのは分かっている積りだ。 それでもイタリアの一箇所に一週間以上も滞在すると…