昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

経済とビジネス

今は昔の女性登用運動

もうすっかり落ち目になったが、一時期、「女性社員の登用」が騒がれた時期があった。 僕自身は封建的に、女性は家庭を守るのが一番と考えているが、社長が音頭を取り、僕のグループの女性が担当者の一人だったので、余計なお世話とは思いながら、彼女をメー…

後輩へのメール

もう三年前になるけど、食事を一緒した後輩へのお礼メール。 読み直すと、昔は真面目に後輩の相談に乗り、至って真面な事を言っているものだと思います。 2010年5月 こちらこそ、忙しい中お付き合い頂き感謝しています。 当方、既に任意引退選手なので…

今は昔、バブルの頃がありました

1980年代中盤から後半にかけて、日本中がバブル景気に沸いていた。 恐らくは空前にして絶後。 日本中が狂っていた時期なので、人生が変わってしまった人も多いに違いない。 この時にどんな無駄遣いをしたのか、冷静になった今、振り返ってみるのも悪くは…

電車の中で

都市部のサラリーマンは、いつも満員の通勤電車で会社に向かっている。 この混み具合は殺人的で、定員の倍以上の乗客が詰め込まれていると、蒸し暑い日には酸欠状況になってしまう。 こんな事をやっていると、会社に着く頃にはかなりのエネルギーが消費され…

詭弁の論理

もう30年以上前になるが、阿刀田高が書いた「革靴の詭弁」を読んだ事がある。 顧客に革靴を勧める靴屋の、口上の矛盾を書いたものだ。 顧客 「この革靴、ちょっと大きいな。」 靴屋 「お客さん、革靴って、履いているうちに段々締まってくるものです。」 …

単身赴任と健康管理

会社の後輩が倒れた。 顧客との商談中、突然呂律が回らなくなったらしい。 本人は意識がはっきりしていて、なんとか普通に話そうと努力するが言葉が出てこない。 そうこうしているうちに、テーブルに突っ伏してしまった。 顧客が慌てて救急車を手配、一緒に…

ヘイト韓国論

カメラマン、宮嶋茂樹をご存じだろうか。 FOCUSのパパラッチだったオトコだが、オウム真理教やバグダッドの命懸け取材で有名になった。 熱烈な、反韓国論者としても知られる。 その彼が、8月14日産経新聞の「直球&曲球」に、「韓国人との友好はムリやと…

日経新聞と東京スポーツ

日経新聞は、高杉良の小説「乱気流」で暴露されたように、社内コンプライアンスに大問題があった会社だ。 首脳陣の公私混同が激しく、社長に愛人がいて、インサイダー取引で摘発されたり、「社会の木鐸」を持って任じるマスコミにはあるまじき醜態をさらして…

ゴルフ場が大赤字

原材料を売り込む営業担当サラリーマンだったので、様々な顧客と会ってきた。 価格交渉が主な仕事で、「他社はもっと安い」とか「値上げを飲んでいないのはお宅だけ」とか、お互いに虚々実々の交渉を繰り返した。 だいぶ昔の話だが、こちらが強硬な要求をし…

年に数回の沖縄遠征

沖縄に赴いた。 日本の本土が梅雨入りでジメジメした天気で続いているが、沖縄はとっくに梅雨明け。 この日曜日の天気予報では、全国的に雨模様なのに、沖縄だけは一週間スカッ晴れ。 いつもは天候を心配している恒例のゴルフも、今回は安心できる。 そう思…

命尽きるまで

後任が決まった時には、潔く仕事を卒業する積りだった。 もう思い残すことはない。 年も年だしここらが年貢の納め時、後はいつか来るお迎えの日まで、何とか生計を立てられれば結構。 40年以上の会社員生活に別れを告げるタイミングだと、そう思った。 一…

遥々来たゼ、中国の大連!

前回は一年前、悪天候で大連空港着陸寸前まで来ていながら引き返し、パスポートに「出国せず」と、妙なスタンプを押されてしまった。 二年前は、この空港で倒れ、中国人医師から訳の分からない「緊急治療」を受けた。 お陰でその後も元気に過ごしているが、…

死に場所、死に花

某日、某氏から急なアポが入った。 「僕があなたの後任になりました。」 彼はそう切り出した。 僕は、いずれはこの日が来ることを覚悟していたし、その為の心の準備もしてきた。 心していたのは一点だけ、「潔く振る舞う」事だった。 僕:「分かりました。貴…

「前任者は会議に出席しない方が」だって

彼の文豪トルストイが「アンナ・カレーニナ」の冒頭で喝破した「すべての幸福な家庭は互いに似ているが、不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である」の前半部分は真に正しい。 何故なら、日経新聞の「私の履歴書」に執筆する、いわゆる勝ち組経済人は、どれも…

会議が多くて

営業だったので、若かりし頃の会社生活はもっぱら外歩き。 ライバル企業との間で、顧客を取った、取られたとチャンバラを繰り返していた。 その頃は、やられたら倍返しがモットーの、社内切っての武闘派だった。 単純明快な行動理念だったので、顧客にはよく…

「先生」と呼ぶ馬鹿、呼ばれる馬鹿。

東南アジアの観光地で、日本人にしつこく纏わりつく物売りは、妙なイントネーションで「シャッチョー!」と連呼する。 こう呼びかける方が、インチキ商品でも売れる確率が高いのだろう。 こんなところにも、人間が本能的にお世辞や煽てに弱い事を良く現れて…

上海浦東空港は遠かったァ!

顧客の工場がある呉江から浦東空港まで、顧客が車を用意してくれた。 所要時間は1時間半から2時間ほどらしい。 時間から逆算して、おおよそ100kmちょっとの距離かなと推測。 若い運チャンがビュンビュン飛ばす。 高速道路は時速120kmから、場合…

これもあれも中国!

閑話休題 太湖は中国でも有名な観光地だ。 観光目的で赴いたが、平日の昼間はさすがにほとんど誰もいない。 のんびりと歩いていると、日本の香具師みたいなヤツ等が道端で凧(ゲイラカイト)を売っている。 見ると、ドラエモン、ミッキーマウス、キティちゃ…

中国で真面目にビジネス(呉江編)

今回の出張は、いつも催されるゴルフの予定がない。 顧客からは「是非やろう」としつこいくらいに誘われたが、一緒に行く同僚の手前、「今回は仕事メイン!」と見栄を張った。 その為、早朝から顧客訪問、昼も夜も会食しながら商談と、結構忙しかった。 出張三…

中国の無錫では桜が満開

今回の中国出張の目的地は、上海浦東空港から西へ150kmの無錫市。 今は事務所とのゴタゴタで、中央のテレビから消えてしまった尾形大作が「無錫旅情」を歌った時は、実に牧歌的なイメージだった。 俺など忘れて 幸せつかめ チャイナの旅路を行く俺さ 上…

拍子抜けの上海です!

成田発上海行きの我が愛機JALは、順調に浦東空港に近づく。 わずか三時間のフライトなので、機中では窓を閉めて映画鑑賞に専念。 いよいよ着陸態勢に入ったので、やおら窓を開けて外を見ると、そこは広大な揚子江だった。 ところが、全面真ッ黄色。 小波が立…

乞うご期待!危険な国から渾身のレポート???

命懸けで出張する。 行き先は、今話題沸騰、公害大国の中国。 期間は今週一週間。 その昔、野蛮人が住むと信じられていた蝦夷の国征伐へ、征夷大将軍として赴任した坂上田村麻呂の心境も斯くばかり。 誰が好き好んで、出かけるものか。 出来るなら、かなりの…

まもなくリタイヤの時期を迎えるが

サラリーマンの憧れ、経済的余裕を持ってアーリーリタイヤメント。 しかし当方、その時期を遥か前に逸してしまい、ひたすら仕事にへばりついてきた。 が、さすがに寄る年波には勝てない。 気力、体力ともに衰えが目立ってきたので、とうとう「間もなくリタイ…

冠婚葬祭のご祝儀、香典について

冠婚葬祭のご祝儀、見舞金、香典が難しい。 所作振る舞いもややこしいが、包む金額も悩ましい。 実は日本人は、自分では気が付いていないが、あらゆる面で談合体質だ。 隣が種を蒔けば自分も、田に水を張れば自分もと、同じことをしていれば大過ない、農耕民…

銀行名が変わってしまって

最近の都市銀行は、名前から氏素性が分かりにくい。 もう20年近く前の経営危機の時に、合併統合を繰り返した結果だが、調べてみると昔から同じような歴史を繰り返している。 一時期、花形職場で羨望の的だった銀行も、そこに至るまではあまり世間に知られ…

公私混同は褒められた事ではないけれど......

僕が出会ったオーナーたちの多くが、後継者に悩んでいたことは以前書いた。 http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/62453749.html もう一つ、オーナーの悩みの種が、社内の人材不足だ。 自分がオールマイティなので、どうしても部下が育たない。 社員全員が社長…

渋谷に行こう???????????

「アァ、勘違い」の巻をご紹介! ある地方都市の市会議員は、「渋谷に行こう」を連発する。 前後の意味から推測するに、どうやら「シビアに行こう」と言いたいらしい。 言わんとしていることは分かるし、本人は「渋谷に行く」と固く思い込んでいる。 その為…

丁寧過ぎて困ってしまう事がある

しょっちゅうJALを利用しているので、ダイヤモンド会員の資格を持っている。 いくつか特典があるが、その一つにファーストクラスへのアップグレードチケットがある。 昨日それを利用して、福岡へ出張した。 ダイヤモンド会員は、搭乗手続きも専用カウンタ…

スマホとガラパゴス携帯

昨今の時流だろう、会社からスマホが貸与された。 これがあると、出張先でも会社のメールが読める。 確かに便利だが、一面、知らない方が良い情報まで連絡が入ってくる。 休みの間に社員家族の訃報など入ってくると、「知ってしまったら仕方がなく」告別式に…

インフレ政策について

個人的に親しい(?)ので、敢えて時の総理大臣を、安倍チャンと呼ぶ。 参照)http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/63263513.html 首相に返り咲いた、安部チャンの評判が悪くない。 とりわけ、デフレからの脱却を謳った経済政策の所為で、円は一気に10円ほ…